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このセクションでは、アラートと、イベントに対するアラートの起動についてお話します。
最初に、より高度なアラート、アラートの状態、
閾値、通知そして、アラートの
カスタマイズや設定をして
受取人が詳細なデーターを受け取る方法についてお話しします。
高度なアラートでは、シンプルものはシンプルに、
複雑にしたければ複雑にでき、柔軟性とカスタム性が高く、ネットワークや監視している
システム上での問題を発見するためのパワフルなツールとして使えます。
アラートコンディションは、監視対象や対象への閾値を
選択する事で作ることができます。
例えば、反応時間を監視しているとき、
監視している機器での反応時間が500ミリ秒を超えた場合に
アラートを出すように設定する事ができます。
高度なアラートマネージャーは、ソーラーウィンズのプログラムグループ内の
アラート、レポート、マップの部分にあります。
「アラートの設定」ボタンをクリックすると
アラート管理のウィンドウが立ち上がり、あらかじめ登録されている高度なアラートのリストが見れます。
それらのアラートは、もともとオンになっています。
加えて、オフにはなってますが、たくさんの追加アラートもすぐに使えるようになっています。
このウィンドウでできる事は、編集、
コピー、新規作成、削除、そしてテストで、
素早く簡単にアラートを変更したり、
一つのシステムから他のシステムへアラートをコピーすることもできます。
アラートを編集する場合、「編集」をクリックするか、目的のアラートをダブルクリックします。
アラートの設定には、いくつかのタブとオプションがあります。
一般のタブでは、アラートのオンオフができ、名前や
説明といった基本的な情報の設定変更が行えます。
また、アラートコンディションのチェックの頻度を選んだり、
状態に適したときにアラートを発するように設定も行えます。
トリガーコンディションでは、コンディションを設定して、
その状態でどのアラートを発するかを決められます。
トリガーコンディションは全てのコンディションに
適応したときにアラームを発するような簡単なものから、
特定のイベントを探すサブコンディショングループなどの
複雑なコンディション下でアラームを発するように設定もできます。
この例では、トリガーコンディションは複雑ではない、
任意のノードで、CPUの使用量が80%以上に
なったとき、という設定にしましょう。
アラートコンディションでそうだったように、
閾値はカスタマイズ可能です。
カスタムプロパティーを使用して、
一つ単純なコンディションを私たちのサーバーにのみ限定追加できます。
また、タイマーを設定して、アラートを遅らせることで、
一瞬だけ決めた値になったときにはアラートがでないようにできます。
リセットコンディションでは、アラート発信の停止する時を決めます。
普通、トリガーコンディションで設定した
状態ではなくなったときに止まるようになっています。
この機能は、トリガーコンディションに従属せず
どんなものでも設定する事ができます。
この場合、ノードでのCUP使用量が50%を切ったときに
アラートが切れるように設定しましょう。
アラートサープレッションを使うと、状態を決めてその状態ではアラートがならないように設定できます。
例えば、もしノードが他のノードに対応して落ちた場合、
ノードステータスの正確な報告が出ていないので、
その従属しているノードに対するアラートを出さないようにできます。
日時を使うと、日時を設定して
アラートを鳴らしたり鳴らさなかったりできます。
例えば、ノードが日中に
落ちた場合、特定のユーザーにEメールを
送るというアクションは適切かもしれませんが、
ノードが週末に落ちた場合、
誰にも伝える必要はありません。
トリガーアクションでは、特定のアラートコンディションになったときに、アクションを行うように設定できます。
そういったアクションには、Eメールの送信から
イベントログへの書き込み、スクリプトや外部プログラムの試行、
ページャーの呼び出しなど、たくさんあります。
いくらでも追加したいだけトリガーアクションを追加することができます。
最後に、リセットアクションを使うと、リセットを行ったときに
アラートが行うべきアクションを定義することができます。
例えば、もしノードが午前3時に落ちて、Eメールが送られ、
5分後にノードが再起動したときにまたEメールが送られるよう
設定することができ、またスリープ状態に戻れます。
トリガーアクションのように、リセットアクションは
必要な数だけいくつでもアラートに設定する事ができます。
先ほど話したように、リセットとトリガーの
両方のアラートコンディションの組みたては、ブール論理に基づいて行われます。
アラートは、全て、任意の、どれでもない、もしくは全てではないコンディションになったときに発するようにできます。
それにより、幅広く高度なコンディションを組み立てることができます。
それぞれの設定可能なコンディションの
選択肢は、ハイパーリンクとドロップダウンメニューから選ぶことができます。
条件は、それぞれのノードやポーリング、リソースに
関連する基本的な条件リストから選べますが、
カスタムプロパティーから選ぶこともできます。
もっとも簡単で一般的なコンディションは、一つの条件をもう一つと
比較するというシンプルなコンディションです。
複雑なコンディションをくみ上げることも可能です。
複雑なコンディションを用いた場合、複数の条件を
それぞれに対して比較します。
コンディションは、全て、「and」を意味するもの、
任意、「or」を意味するもの、
「どれでもない」や「全てではない」のコンディションも使えます。
複雑なコンディションも組み立てられます。
複雑なコンディションの場合、複数の条件を
それぞれに対するコンディションと比較します。
コンディションは、「and」を意味する「全て」であったり、
「or」を意味する「任意」であったり、
「どれでもない」や「全てではない」を選ぶこともできます。
複雑なコンディションに加え、
コンディショングループを組みたてて、
それぞれを比較対照することができます。
グループは、主要なコンディション内に作られ、
インターフェース内でインデント表示されます。
グループでは、独立的なコンディションを
設定できますが、グループが入っているコンディションに従い機能します。
要するに、もし主要なコンディションに適応しなかったとき、
グループに入っているコンディションも考慮されません。
シンプルなコンディションを使うと、数値はノードやポーリングやリソースに
関連する一般的な値のリストから選ばれますが、
カスタムプロパティーから選ぶこともできます。
特定のアラートアクション内では、EメールやSMSの送信の設定ができ、
条件は、条件入力機能を使ってカスタマイズ可能です。
条件選択ウィザードが、リストから選んだ条件を
元にして、条件を組み立てます。
もし一続きの条件が好みなら、手動で設定し、カスタマイズする
という方法もとれます。
アラートビルダーをつかってカスタマイズする以外にも、
カスタムSQLクエリーを組み立てることも可能です。
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