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舞い散る花びらが
涙に満ちた野原と
枯れ朽ちた魂を、真っさらに染めてゆく
愛、それは花のように枯れることも、人のように死ぬこともあるもの。
私は翼が欲しい、
この凍てついた世界から飛び去るために。
どうして、この世界はこんなに寒いのだろう。
光の失われた世界。
私の言葉は、吐かれるたびに凍りつく。
それでも憎しみは荒野に燃え盛り、胸の内で膨れ上がる。
風が航路を変え、星々が連なるとき、
私はあなたに手を伸ばし、全てを捨ててここを飛び発つだろう。
そう、それは楽園を分かつとき。
楽園を分かつとき、
私の手は選択を迫られる。
あなたは私たちのか弱い魂を守り、戦うことができるのか。
太陽のように私を照らし、心に巣食う疑いと恐れを打ち払ってほしい。
終末の嵐が近づいてきていることに、あなたは気づいているか。
楽園を分かつとき、
私は時の流れに横たえられ、
やっとあなたに向き合える。
あなたに、あなただけに何もかも捧げて、私は去ろう。
愛するあなたが迷わぬように、足跡を残して。
そう、楽園を分かつときに。
業火に身を投げ入れることになろうとも、
自らの望みとともに血潮が流れ出ようとも、
最期の時に
我が名が天に焼かれることになろうとも。
楽園を分かつとき、
私の手は選択を迫られる。
あなたは私たちのか弱い魂を守り、戦うことができるのか。
太陽のように私を照らし、心に巣食う疑いと恐れを打ち払ってほしい。
終末の嵐が近づいてきていることに、あなたは気づいているか。
楽園を分かつとき、
私は時の流れの中に横たえられ、
やっとあなたに向き合うことができる。
あなたに、あなただけに何もかも捧げて、私は去ろう。
愛するあなたが迷わぬように、足跡を残して。
そう、楽園を分かつときに。
あなたに、あなただけに何もかも捧げて、私は去ろう。
愛するあなたが迷わぬように、足跡を残して。
楽園を分かつとき。