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明治以前
日本の行政単位は
各地の大名ごとの区分でした
その数なんと305府県 国が何か一つ 連絡するのも
おおごとでした
そこで明治政府は
日本語を治めやすい仕組みに変え ました
それがこんにちの47都道府県に つながっています
ところが140年あまり経って
この制度に無理がでてきました
いま私たちの生活圏・経済圏は
都道府県を超えて広がっているのに
徒歩や馬で移動していた時代の区分のままです
道州制
国のカタチってなに?
いま日本は
一極集中による地方の疲弊と
二重、三重の多重行政のムダという
大きな問題を抱えています
A県出身の
Aさんは
東京の大学を卒業後
地元に帰ることを考えてい ました
けれど企業の多くは
首都圏に集中しています
地元には仕事がありません
帰りたいのに帰れない
そんな現象が起きています
ますます
企業も人も
情報も
お金も
東京やその周辺に集中 しています
地方の空洞化が進み
格差が拡大しています
Bさんの地方では冬になると
国道は国で
市町村道は市町村
県道は県で それぞれが除雪をします
同じ地域に同じ仕事をする 行政機関が3つあること
になります
またCさんの地域では防災 対策を進めようと 住民たち
が町にプランを出しました
でも
県や国の仕組みが複雑でもの ごとはぜんぜん進みません
自分たちのことなのに
自分たちで決めることが出来 ません 地方がやるべき
ことに国が手を出したり決めていたり
県と市町村 それぞれがど同じこと をダブってやっていたり
多重行政によるムダは 身近に数多く見られます
もう、中央集権の国のカタチは 限界にきています
そこで地域主権型道州制です
まず現在の行政単位をもっと大きな 9
11
13などの道州に分け直します
日本の各地域は
海外の一国並みの生産力を持って います
国の役割は
外交や安全保障など 道州では産業振興など
市町村など基礎自治体では まちづくりなど
役割を分担し 行政の効率化 を図ります
これが国会議員や
国家公務員の大幅な削減など
大胆な行政改革に結びつきます
自分たちのことは自分たちで 決めることができ
観光に強い地域 農作物が豊かな地域
エンターテインメントが 集まる地域などそれぞれの
個性や独自色が出しやすくなるでしょう
地域は個性を競い パワーを全開にします
公明党は
いち早くこの考え方を主張し 2006年には
道州制担当相が設けられ
この頃から
議論が本格化したのです
けれど
地域によっては反対の声もあります
公明党は
反対も賛成も
国民みんなで議論を重ねることを
引き続きリードしていきます
地域主権型道州制
それは
元気な地域
元気な日本を作る
新しい国のカタチです
日本再建
公明党