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(音楽)
なにしてんだよ!
なんだよ!
よっしゃー!
(音楽)
DEF CON は世界最大のハッカーカンファレンス 2012年は20周年記念の大会を迎えた。
過去から現在
もともと、ぼくはDark Tangent System
というbbsを運用していた
bbsは世界的にも知られていて、 国際的なファイドーネットワークにも繋がっていた
その国際的なネットワークのひとつ、 カナダのPlatinum NETが無くなる事になっていた
彼はもう辞めるって決めていた
僕のネットワークは最大のノード、 最もユーザーも多く米国に配信していたんだ。
彼は最後にPlatinum NETのユーザーの為に パーティを開きたいと言っていたんだ、
でも彼はカナダで最後のパーティを 開きたくないと言ってた、 彼のユーザーは全員、アメリカに居たから。
そんなこんなで話しているうちに、 「どうせやるなら、一緒にやろう。」って 提案されたんだ。
僕も、「それはいい!ベガスでやろうよ。」 と彼に提案した。あの当時は飛行機代も安かったし、一番合理的だったんだ。
彼も、「それは良いね。」このやり取りは 1週間ぐらいの短期間で決まったんだ。
とても、短かった。
そして彼は突然、消えてPlatinum NETは閉鎖されたんだ。
もうあれから20年経つけど、 彼からはその後、音沙汰無しだよ。
あまりにも昔で彼の名前も思い出せないけど。
彼は突然消えたけど、 僕は既に最後のサヨナラパーティを企画してたんだ。
Platinum NET のね。
仕方なく、僕のネットワークの皆を招待したんだ、 だからサヨナラパーティではなく只のパーティとして。
あの頃、HoHoCon、XCon、PUMPCON、 Summerconとかあったけど
西海岸にメジャーなカンファレンスは 無かったから、僕らで
DEF CONを立ち上げたんだ。
第一回目はチラシで宣伝してんだ、そのチラシが
他のサイトでも掲載されてたんだ。 僕も確かどっかのサイトで見かけたんだと思う。
僕が本を書いたからかもしくは、 議会の公聴会で証言したからかと思ったけど
なぜかは分からないけど、彼から連絡が あって講演して欲しいって言われたんだ
本当は第一回目のDEF CONには行きたくなかった。
最初のDEF CONには行きたくなかったけど、 友達の何人かは行くって決めてたんだ。
彼らは、楽しいからお前も来いよって誘ってたんだ。
俺は、「ラスベガスには行った事無いし・・」って思ってたんだ
まぁそれと、他のオフ会とかにも行ってみたけどさ、多くは
結構つまらないんだよなぁ、とも思ってた。
だから、「どうせいつものオフ会だろう、ベガスで・・」と思ってた。
ジェフから連絡があって 「ベカスに来ないか?」って 聞かれたんだ
俺は、「べガス好きじゃないし。」って答えたんだ。 「フィル・ジマーマンとか色んな人が来るから
せっかくだから来て講演してよ。」って 言われたんだ、気がついたら
DEF CON 1.
とても楽しかったよ。 いっぱい良い経験したね。
なんか、自分たちの居場所みたいな感じがしたね
実態のあるイベントだったから、いつもの
会った事も無い見ず知らずや
無料電話(フォーンフリーキング)のループを 使って夜中に電話して、「誰?」って会話してる他人とか
とは違って実際に人との交流が会ったから。
だから、色んな人に実際に会って 彼らの多くとは今でも友人だし。
今でも思い出すよ、最初のDEF CONが 終わって家でゆっくりしてたら
僕のメールのUUCPに誰かから書き込みが着て
「やぁ、とても楽しかったよ。次回はいつ?」って 聞いて来たんだ。
あのメールが来るまで、 もう一回やろうとは考えてなかったんだ。
でもその時思ったんだ 「もっと上手くやれるよな。もっと違うふうに・」
「あそこをこう変えれば・・」 そこからすべてが始まったんだよね。
それから、毎年、毎年、来年はどうやれば もっと上手く行くか、どこが間違ってたかどうすれば直せるか、
ギークの直したい願望が駆動力となって毎回より 良くしたいって思うんだよね。
答えが見つからないチャレンジみたいに 毎回、毎回、前回よりさらに良くしたいと思うんだよね。
(音楽)
数年間離れてた人は、今年と彼らが経験した過去とは
大きく様変わりしてるって感じると思う。
DEF CON 1 の参加者は100人ぐらいだったけど DEF CON 20での予想参加人数は1万5千人ぐらいだから。
休まず働いてるよ。7月4日の独立記念日なんて ここ7年ぐらい休んだ事がない。
DEF CONはそれぐらいクレイジーなんだよ、 趣味って言うけどとてつも無い労力が必要だよ
だって、DEF CONが終わって、次の年まで
また全力で立ち上げてるからとてつも無く忙しいよ。
本当を言えば2年前に引退したんだけどね、 なかなか辞められないんだよ。
僕にとってもあまりにも僕の大きな一部となってるから、 僕を生んでくれたコミュニティに
恩返しをしてるんだ。
ここ10年間は 特に自分の人生の大きな部分にDEF CONはなってるね。
自由時間の大半を費やしてるし、 僕にとってはDEF CONが終わった翌日から次の年のDEF CONが
始まってるんだよね
今年は凄い事になるよ、 参加者の皆の為に様々なサプライズも用意してるし。
今年は歴史に残るだろうね。 とても特別な一年になるよ。
睡眠時間があるんだったら、 やり方間違えてるよ。
DEF CONの熱烈な参加者や スタッフの多くは就職する時や転職する時に
「分かった、雇用の条件は 了解したけど、2週間休暇が必要。」
って交渉するんだ。
まさか、雇用条件の交渉材料なるとは 夢にも思ってなかったね。
(音楽)
冗談抜きで、今回もすべてが滞り無く スムーズに機械仕掛けの様に
皆が集まって、このすばらしいギークの 集まりを成功させると期待してるよ。
これが俺らのやり方なんだよね、 皆で集まって凄い経験を共有するのさ、
今年もそうなると信じてるよ。
(音楽)
運転して行くのと 飛行機で行くのでは全然違うよ、
例えばユタ州のグループが 昔のまたその昔に、DEF CONに参加してた時は
DEF CONの旅そのものにやり方があったんだ、
僕らはFreaky D's って呼んでた レストランに夜中の2時ぐらいに集まって
レストランに僕らのグループの20、30人が 集まって店の外には
僕らの車がまとめ止めてあって、 サーカス団みたいなグループだったさ。
それはカメラでは言えないような ふざけた事をしてたさ、
デンバーからベガスまで車で9時間の長旅だからね。
車で移動してるとき、 特に西海岸から向かってる時はさ
何も無いような糞田舎を走るからね。
まぁ、それも全体の雰囲気に加算される経験だよ、 やっと着いて
日が昇り始めてるとか沈んだ直後とか、 もう何時だか分からないし
意識ももうろうとしてる状態で Sin City(煩悩の街の意)と出会うんだよ、
もちろんBGMはDead Kennedysの "Viva Las Vegas"さ、そんなの全てが思い出になると思うよ。
(音楽)
[あ、ハックバスがきた。いいね!」
たかがBBQに来るのに皆が 楽しみにしてるって、僕にとっても驚きだよ
カンファレンス会場から6マイルも離れてるし、 タクシーで着たり、店に買い出しに行ったりしなきゃ行けないのに
よくわからいけど、このBBQは DEF CONの腹違いの兄弟みたいな感じかな
だって皆が「あそこではさ、ワニとか ヘラジカとか変な肉を焼いてるんだぜ。」って
「なんで僕らは参加できないの?っていうかどこでやってるんだ?」 って、それがミステリアスで面白いと思う。
(音楽)
そんなイベントがまさかさ千数百人集まる イベントになるとは予想もしてなかったよ。
(音楽)
僕にとってはこのコミュニティの凄さとか 素晴らしさの象徴だと思う、
「仲のいい仲間と集まって、ただ飯を食う。 そんな単純な事がしたいんだよ。」って
カンファレンスじゃないし、 クレイジーな音楽も無いし、ただのBBQさ
DEF CON 10 とか11とかで来た時に町中に、 「マシンガンを撃ってみよう」って書いてある宣伝を
飛行場とかで見かけて、僕にとっては普通だったけど
友人の多くは、「すげぇ!それ撃ってみたい!」って 言ってたんだ。
だから、僕は「じゃ、砂漠に行ってやろうよ。 きっとグループだからディスカウントもしてもらえると思うよ。」って
皆で砂場に向かって撃ってさ、 皆凄く楽しかったんだ。
「凄かった!またやろうぜ。」って皆が言うから、
今では、地元では有名な射撃スポットがあってさ
Lovel Canyon Rdの先に誰でも行けて、
警備をしっかりすれば、誰でも何でも 撃てるところが有るから。今ではそこを使ってるよ
DEF CONと同様にとても人気があって 参加者も増えてるよ。
今じゃ、僕がテントやらテーブルをレンタルするんだ。 ちょっとした参加料を集めるのも
そういった費用をカバーする為に。 去年は100人が参加してたよ、今年も同じぐらいかな、
安全に楽しめる為に頑張ってるよ!
(銃声、会話)
皆ちゃんと聞こえてる?砂山の向こうでも? (はい。はい。了解)
銃は常に?装填されている! いつも装填していると思え!
どんな銃も、装填していない銃はないと思え。 銃はいつもどこに向けて?
安全な方向に向ける。 そう、安全な方向に向ける。
そう。キーポイントはターゲットだけでは無く ターゲットの向こう側に何が有るかそれが重要!
ハッカーのコミュニティでは、 誰に対しても一つだけのレッテルを付ける事は出来ないけど
我々のメンバーの多くは 自由主義的な考えをもっている、だから銃も道具の一つとして扱う
正しい方法で使えばとても良い。 その考え方が浸透している。
まぁ、時々眉をひそめられるけど、そういう人でも
「君たちが楽しいと思ってるんだったら見てみよう」と 半分ぐらいの人が
思うよ、そして参加してみて大砲や 自動小銃を撃ってみて、「これは面白い。」って言うね。
(弾丸が飛び交う、音楽が背景で流れ、大砲が発砲)
ある年、たぶんアラジンホテルだったかな、 すっかり自分たち部屋を片付け忘れてたんだ
っていうか、まさかメイドサービスがそんなに早く来るとは 思ってなかったんだよ。朝食を食べに出て部屋に戻ったら
メイドサービスが既に来てて、部屋が片付けられて 僕らのドラッグが丁寧に整理されてたんだ!
だから、こっちにアシッドの小さな山、 こっちにはエクスタシーの山、他の薬も丁寧にまとめられてた
皆で、「ラスベガスではルールが違うんだ」って 感心したことがあった。
カンファレンスは、24時間動いてる街で やらなきゃいけないんだよ、
ニューヨークとかベガスとか、 まあサンフランシスコもかな、理由は
ハッカーってすぐに退屈しやすいんだ。 やる事が無い退屈したハッカーがいっぱい集まるとどうなるかも知ってるし。
まぁ、コンピュータのアングラの活動の多くは
夜中過ぎてから起きるんだよね。 それってもう、そういうもんだから。
だから尚更、夜中すぎて数人がグループで動き回っても
あまり注目されない そんな街だという事も魅力的だったよ。
プライバシーは僕にとってとても重要なんだよ。 ネバダ州はその点まだまだ個人のプライバシーを尊重してる。
ホテルの部屋が開催中の家なんだよね。
面白そうだった、なんていうのかな コンピュータ好きが集まってさ
仲間みんながベガスに居るってとても楽しそうだった。
なんか、その秘密っぽさが
僕にとっては魅力的だったよ
熱狂的な参加者が、我こそは一番最初に並ぶんだって 意気込んでくると思うんだよ。
絶対バッヂが欲しい。最初のDEF CONからそれが 自分にとっては重要だった、絶対にバッヂを手に入れるって。
僕らみんなDEF CONバージンさ、 DEF CONの初体験を済ませたくって。バッヂを手に入れるんだ!
インタビューア:バッヂが買えるまで後、何時間?
たぶん、あと最低でも9時間ぐらい?
(雑踏)
オッケー、じゃ20ドルね、それと君へのチップが20ドル。
ありがとう!さぁ、飲むぞ! よっしゃ!何飲むの?撮影やめて!
ピザ入手成功!ビザは良いよね!よし。
時差ボケがひどいよ。ピザの箱が彼の枕代わりだね。
絶対にこの場所は譲らない。
木曜日:DEF CON20開催
(音楽、バックグラウンドの雑踏。)
(音楽、バックグラウンドの雑踏。)
初めてのDEF CON バッヂ! インタビューア:なんで、DEF CONに来ようとおもったの?
夫が仕事で参加する事が決まって、 私もDEF CON 19のビデオを見るようになって
見始めたら「これ楽しそう!」って思ったの。
今年はDEF CONにとって20周年、前から何年も来たかったんだけど、 やっと今年色んな事のタイミングが上手くいったんだ。
全部の星が揃ったんだ。
昔からカンファレンスの事は聞いてた。 値段も安いし、技術的な話も多いしね。
僕よりも色んな事を良く知ってる もっと賢い人たちも多く居るみたいだから、いろんな事を習って帰りたいよ。
本当に起こっている事を 知っている人たちと出会えて話せる機会というのが
魅力的で経験せずにはいられなかったね。
飛び抜けて頭のいい人と出会えるのに すばらしい機会と思って。
だから、来たのさ!とても楽しみにしてるよ!
色んな面白い人と出会って、 色んな事を習って同時にいっぱい楽しめるし。
なんて言うのかな、普段は
オンラインでは匿名で生きてるけどそんな彼らと実際に
身元を明かさす心配せずに
会って、話してしてみたり、
そうだな、いろんな警告とか注意を読んだね、ほとんどの物が
ハッキングされる可能性がある、またはハッキングできるって
携帯電話の電池は抜いておいた方が良いって言われたよ。
そうだな、僕は頭の中にチェックリストがあるんだ、キルト
染めた髪、朝の10時前から酒を飲むはまだ見てないかな・・
世界のほとんどデバイスには何らかの コンピューターが入ってるから
それぞれに何らかの脆弱性があって、 その脆弱性に関する情報が
脆弱性がどういう物なのか、 またどうすれば直せるか、その情報が未来を良くすると思うよ。
インタビューア:貴方は先生? - そう。 インタビューア: 貴方は先生で、これが初めてのDEF CON?
- そうだね. インタビューア:それでも、初心者の学生グループを べガスで開かれる
ハッカーカンファレンスにつれて来たの? - そうだね。 インタビューア: 仕事の保障はあるの?
第一のルール:3-2-1のルールを守る事。毎日。
このルールは最低限の数値を指してる事を覚えておいて。
最低でも、3時間の睡眠。
2回の食事、1回のシャワー。
明日の午後には、会場内には不快かつ強烈な臭気が
多くのDEF CON参加者の 鼻っ柱を折る勢いで襲う事になるはず。
だからこそ、君+消臭剤=皆が助かる!
(笑い)
私はここに居る多くの人と同様に、 貴方の本名を覚えないだろう。
スティーブやジェフ、クリスやビルは大勢居ると思う。 でも、貴方のハンドル名と同じ人は意外と少ないかもしれない。
他の人とハンドル名がかぶらないような オリジナルなハンドル名で選んだと願う。
(音楽)
自分に合っているハンドル名を選んだ方が良い、 そうでないと誰かに勝手にニックネームを付けられる事になるだろう。
皆さんに質問が有ります。海外からの参加者は?
うぉ。 (拍手)
それは、凄い。はるばる遠くから我々と 一緒に参加する為に来てくれてありがとう。
来てくれた事はとても凄い事だ。
DEF CONというカンファレンスは、 貴方がどれだけ参加するかで
自分への価値が変わる。
DEF CONは一年で1回、 1年間通して我々が行っている事が
具現化される機会です。
IRCで会った人、チャットを通して知り合った人、
研究結果や発表を読んだ人、研究をフォローした人
彼らが発表した様々な内容を 追っかけて来た人、彼ら全員がこの場にいます。
そんな彼らに歩みよって、 彼らの研究に興味が有る事を伝えて、ビールでもおごってあげなさい。
そうすれば、きっと彼らも 貴方を友人と思ってくれるだろう。
ここに集まっている皆に関して、 皆さんが一番に受け入れなければいけない事実に、
我々全員、とても、とても親しみやすく フレンドリーだという点がある。
もちろん、壁の花飾りの様に受け身で参加しても 得られる事は多いだろう、でも
参加費の200ドルの元は取れないと思うよ。
皆と交流して、活動して、知り合って、
パーティに参加して
もし分からない事が有ったら、 分からないという事を誇りに思え。
”これ分からなかったから、教えてもらえないか?”って 積極的に質問してみて
ここに居る皆は、人を成長させる事が 大好きな人ばかりだから。
時間を作って、彼らから習いに行きなさい 彼らは天才だから、
本当の意味での天才、彼らが行っている 研究分野において世界のトップレベルの人たち.
せっかくだからこの機会を 逃さずに活かしなさい。分かった?
じゃ、次のルールは簡単に言えば:
”メディアは友達ではない。信用するな。” (笑い)
インタビューア:DEF CONに参加する人の多くが
思い違いをしてる一番の点は何だと思う?
違法行為の巣窟だと思ってる点かな、ここにくれば
クールで違法で、ブラックハットな事が習えて、 ある日、自宅にFBIが現れるみたいな
だからいつも、スキーマスクをかぶって、 誰だか分からないようにする必要があるって勘違いかな。
インタビューア: じゃ、実際はどうなの?
そうだね、皆でお金を出し合って、クールな人間の為の プライベートなパーティってとこかな。
まぁ、たしかに僕らの評判、悪評は確かにあるけど 皆は誇りに思ってるよ。
きっと、私だけが、「いやそうじゃないんだよ、
本当はもっと違ったんだ」って言ってると思うわ。
多分、この規模のイベントを作るのに どれぐらいの労力が必要か皆は理解してないと思うわ。
DEF CONって形が定まらない巨大な群衆の クラゲみたいに見えるけど、僕も知らなかったけど
実際は裏方で色んな事が動いていて
それらによって時計仕掛けのごとく 緻密に運営されてるんだよね。
その事がDEF CONがとてつも無く面白くしてるんだ。 凄く有機的で、私は思ってるよ。
堅物だったらDEF CONでは通用しないよ、だって
あまりの人の多さに心が折れるよ、 それが現実さ。
僕はいつも冗談で、1年のうち4日間だけ
コンピューターやセキュリティを 忘れられる時期って言ってるよ。
皆のクリスマス、新年、誕生日、記念日が まとまって一つになってる状態。ハッカー達のね。
誰も上手く他の人に説明できるようなイベントじゃないよ、だって
参加してどうしたいか自分が決めるしかないから。
もちろん、会場に来て講演を聞くだけで カンファレンスを終わらせるのもいいし、
パーティを楽しむだけに来るだけでもいい。 参加して、友人と
ホテルの部屋でずっと過ごすのだってありさ。
ようは、自分が何をしたいかを決めるのが重要。
台本どおりに物語が進むショーを見るのではなく、 もっと積極的に参加するば
もっとカンファレンスを楽しめるそんなイベント。
僕にとっては交流することかな
大事なのは1年に一回、仲のいい友人に会える事
皆、アメリカの色んな所に住んでるからね。
だから、集会所みたいな感じ。
参加して、交流して色んな人に挨拶して、 会話をしてみれば?
とても興味深い人たちに会えると思うよ。
とてもすばらしいよ、皆すごくフレンドリーだし、 誰とも話できるよ
いつも僕は、「何してるの?」って聞くけど、 皆、自分たちの仕事や趣味、興味がある事を
教えてくれるよ。そうやって、色んな人と
会話が出来る点が、僕が一番好きな点かな。
DEF CONで会える人と会場全体の雰囲気の融合
まるで終わらない巨大なパーティな感じだけど、
とても優秀で頭のいい人たちが一斉に 一カ所にいるから、他では経験できないよ。
(音楽)
(音楽)
DEF CONでベンダーになる為の最初の条件は、 ”どれだけハッカーのコミュニティに対して
貢献してるかという点。” 莫大なお金が動くからね。
時々、びっくりするよ。でも、 一つ気をつけている点としては会場に居る
多くのベンダーにとっては、 展示してる内容が本当の事業じゃない点。
彼らの多くは僕らのコミュニティの メンバーなんだ。見てご覧。
一年のこの時期だけに彼らが好きな コミュニティに対して何らかの貢献をしたいから
やってるんだ。僕は、そいう人たちの ベンダー申請を見てる時に
優先的に考慮するよ。
(音楽)
インタビューア: それが、商売が上手くいく理由?
ええと、これ録画してるの?まいったな・・
僕がハッキングコミュニティ全体を 通してやろうとしてる事は全体の議論を
次のレベルに持ち上げる事なんだよ、情報をより多くの人に
安く、簡単に入手ができるようにして 広める事で皆を幸せにしたいのさ。
僕の活動を通して皆が笑顔で 「凄いね、お得な値段だね、僕も買える?」ってなれば
それで十分、最後の1ドルまで巻き上げる必要はないよ。 その最後の1ドルを入手してどうする?
所詮、数字にしか過ぎないし。
僕らの本業は、大混乱を生み出す事なんだよね。 これはさ、経営からも依頼されてるんだよ。
大量の大混乱を生み出す事。 例えば、後ろには見つけた
昔のDEF CON 8のポスターがあるけど、 売ってはいないんだ。
配っているだ、でも貰うには僕らを説得しなければ貰えないんだ しかも、決して僕らは正式には認めなて無いけど
カジノのディーラールームで大混乱を 起こしたら、なぜかポスターがもらえたりするわけ。
なんだか、よくわからないよね。
僕らはsimplewifi.com.僕らは ロングレンジのワイヤレスをより簡単にしたのさ。
僕らのアンテナ全部がフロリダの マイアミで特注で製造されてるんだ。
例えば、自分の近所全体をカバーしたいとか、 オープンなwifiを構築してる人がいて
wifiを無料で使いたかったら、 僕らのアンテナをそこに向ければ
信号をつかんで無料でインターネット接続できるわけ。
見に来る人はその年に限って 持ってこなかった唯一の物を欲しがるんだよね。
でも次の年は誰も欲しくないんだ。 ネットワークケーブルが欲しいとか個人番号カードリーダーとか、
proxカードリーダーや、磁気ストライプリーダー、 暗号機、解読機、皆ほしがるよ。
でも毎年、変わるんだよ。 その年に持ってこない物が有るわけだけど、そういう物に限って
”ハブが欲しいんだけど”って、あぁぁってなるよ
ベンダーに提供できるテーブルは53脚しか無いんだよ、 ベンダーによっては2台の所もあるし
3台の所もあるけど、だからこそ参加者にとって 最も有益な物って何かって提供側は考えないといけなくなる。
参加者が求めていて、買う物は何だろうって
まぁ、過去には間違いも有ったけど。
そもそも、ベンダーエリアって 名前を付けなければ良かったと思った時もあった。
全部僕が悪いんだけど、 数年間は、”僕らのTシャツを買って”エリアって名付けるべきだったよ。
だって売ってる物はTシャツしか無かったから。
ハードウェアベンダーが2つで、 Tシャツベンダーが33社って状態だった。
ハッカーって、Tシャツ好きだからね。 変わった考えだけど、
自分の身分証みたいな物だから。
僕ら皆、Tシャツを通して自分を表現してると思うよ。
DEF CONもそうだけど他のカンファレンスや仕事とか
自分が何者かってというのを 表現してるんだと思う。
それを見て、人はその人が どんな人かって感じてると思うよ。
まぁ、だから確かにTシャツって そういう面では重要だと思うよ
僕が持ってる全てのTシャツが 着れるのもここだけという感じもする。
Tシャツを見た人も理解してくれるし、通じるよ。
なんと言うか、映画っぽいハッカー像みたいな、
可笑しくもあり刺激的でもあり、
今でも、時々強調するよ、 ミステリアスで怖いハッカー・・・
なんか、ヤバそうな雰囲気が・・っていう概念。
今でもその感じは作品に表現したいと思ってる。
今でも、魅了されていて、起きてる事 全部を理解してない自分が居て・・
ハッカーじゃなくて、制作者としての自分
1年目はgoonとして インフォメーションブースに
配属されたんだよね。
初日が半分ぐらい 終わったところでRussが来て、
「バッヂに何か描いてくれ。」って言ったんだ。
その年はJoe Grandが作ったイカしてる 巨大なバッヂだったんだ。
だから、絵を描いたんだ、そしたら...
Pyr0 が来て、「俺のバッヂにも描いてくれ」って
10分もしないうちに気がついたら列が出来てて
ドアの外まで、「バッヂに描いてくれ」って 人が並んでたんだ
それを見てたRussが思いついたらしいんだ...
「どうせ、バッヂに描くなら、バッヂ一つに付き
「EFFに5ドル寄付させるようにしたら?
そうすれば、募金になるし。」って
そこから、ラップトップだったら、 EFFに20ドルって
そうやった最初の年、EFFの為にとても 大きなお金を集める事が出来たんだ。
次の年は、「今年はインフォメーションブースじゃなくて、
ブースを丸ごとあげるから、 作品の販売とか人の物に絵を描いてあげて
EFFの為の募金をやるから。」って、 それが始まりだったよ。
[音楽]
自分がやってる事を信じないといけないよ、
何でもあれ、自分がやってる事が今一番
クールでホットな最新の優れてる事だって
もし、自分がプレゼンしてる内容に 少しでも疑いが有るようだったら
100%全身全霊を注いでいないと、 観客はすぐに気づくよ。
気がつかれたら、興味を持たなくなるよ。
これはDEF CONだからだと思う。 DEF CONの嘘発見能力はとても強いと思うよ。
僕は全ての発表、講演が重要だと思うよ、
だって、とても安い値段で僕らの業界 世界中のトップから習える機会を
世界に提供してから。
テクノロジーの最先端の先のさらに最先端な・・・
[音楽]
今年のDEF CONで発表した人からの投稿数は
300-400件ぐらいは有った。
そりゃ、大変だったよ。とても大変だったよ、 何せ品質の高い投稿数が凄かったから、
中には、他の年だったら間違いなく 受け入れられたものも有ったよ。
僕が思うには、20周年のDEF CONってことで
参加したいと思った人が多かったんだと、 だから投稿数も凄かった。
多くはとても質の高い内容だったよ。
DEF CONのスピーカーって多種多様だし。 特に今年は、軍の大将から15歳の子供まで、
皆、それぞれ違った形で貢献できる内容を持っていて。
DEF CONのスピーカーを 総まとめで表現する一つの事って
参加者に自分たちの考えを表現したい 以外には無いと思う。
[音楽]
[拍手]
今年はとてもクールなV.I.Pが来るよ、 そう・・ちょー凄いよ。
現れると良いけどね。[笑い]
今年のDEF CONの大物V.I.P.スピーカーは...
米国安全保障局の長官で サイバー・コマンドのディレクター
アレクサンダー長官
NSAから位の高い誰かに来て
講演してもらうのをもう10年も頑張って来たんだ
そしたら、やっと誰か来てくれる事になったんだ。
しかも、20周年記念の年にね。
本当、タイミングとしては最高だよ。
まぁ、参加者の中には 気に入らない人もいるのも理解はしてるよ、
たぶん、愛憎相半ばする 関係みたいな物だとおもうよ、
そんな彼らでも、 彼が何を言うかは興味をもって期待してるはず、
でも同時にNSAに対して恐怖心も有るだろうし。
でも、彼ぐらいのランクの人間が ここに来てセキュリティや
ハッカーとかについて話すって 僕らにとってはマイルストーンだよ
Jeff Mossは、正しい判断をしたよ、また、
「僕らは彼らと交流しなければ行けない。」 とも言ってたし。
僕らは技術面でのスキルを持っている、 彼らは決定権を持っている。
だからこそ、彼らと交流する事が重要で、最終的には、
彼らを教育しないといけないんだよ、分かる?って
DEF CONへようこそ!
[拍手]
DEF CONを通じて最初のDEF CONから
僕が望んでいて、 やろうとしてる事に、皆を
普段は会わない人に 紹介したいと思っているんだ。
例えば、皆、普段から大将クラスの人とコーヒーを 飲んだりする事は無いと思うけど、
まぁ、僕も無いけど。
でも、だからこそ彼らの観点で物事を 見るってとても勉強になるんだ。
今日、ここにNSAが来てくれてる事は 応援してくれてる事を表してるし
政府からの僕らのコミュニティに対しての
評価されてる現れと 理解の象徴だとも思っている。
僕らが行ってる仕事や、求めている最終結果、 ここで成功させようとしてる事に対しての。
[拍手]
ありがとう...
ここに来れる事は名誉だと思っている。 今日ここに来れた事は
名誉であり光栄な事だと思っています。
さて、今日話したい事の一つに
自由の領域と言う点が有ります。 インターネットという。
そして、僕ら全員に何が出来るか、
その事について、今から6時間分ほどの 講演とスライドを持ってきました。 [会場から笑い]
まぁ、有益な内容の部分だけに短縮して話しますが。
とても凄い事だと思うよ、 もし過去に戻って、D.Tに
今から20年後には
NSAの長官が来て、 味方として皆に話すよって
言っても信じないと思うよ。
アレキサンダー大将のような人が来てくれて、
僕らハッカーと会ってくれるなんて、・・・ すばらしい事だよ。
僕はハッキングのコミュニティに参加して、 今年で、25年ぐらいにはなるかな、
犯罪者みたいな思われて 扱われた時代も覚えてるし
誰も僕らと交流したり 理解しようとしなかった、
彼らはハッカー的な思想が違法ではない事に どう反映できるかって理解出来なかった。
今回の事で、僕らがやってる事が 認められたって証拠だよ。
僕らがやってる事に人々は興味があり、 聞きたいと思ってるんだ
僕らの行ってる事、 そして僕らが世界のインフラの安全性を保つ為に
僕らなりの役割がある事も分かってくれている。
そして、政府の安全性にとっても。
それって、とてもすばらしい事だよ。
今、色んな事が起きてるけど、
我々皆が、サイドラインにたたずんで、
この空間を理解してない人たちに
我々にどうするかを命令させる事も
もしくは、彼らを教育したり 教えたりする事で我々と我々の国に
とって最前の戦略の構築を 一緒に手助けする事も出来る。
私がここに来た本当の理由はこの事に有ります、
皆さんからの協力を仰ぎに来たんです。
でも、その反面でプラバシー擁護に 真剣に取り組んでる人たちも来てるし、
E.F.Fもすぐ横で活動するだろうし、彼らは
常にN.S.Aと法廷で争っているだろうし、
だから、僕らとしては両サイドを 代表する事に挑戦してるんだ。
彼らは日々、法律の様々な 影響を理解せずに
クレイジーな法律を 作ろうとしてる人たちと
戦おうとしている人たちを 助けてるんだよね、
E.F.F.はその都度、 立ち上がって皆にとって状況が
良くなるように活動して 船の舵取りをしようと頑張ってるから、
僕らも彼らをサポートしたいと思っている。
こういうスピーカーを 呼ぶ事で僕がやろうとしてるのは
参加者の皆に普段では 会わないような人を紹介したいと思ってるんだ。
もちろん、システムをハッキングするって、
全部が楽しく、遊びじゃない事もあるよ。 自分が参加してる部分の外には
とても大きな世界がある事だってある。
もちろん参加しる部分は重要な部分だけどね。
もし、僕がそう思ってなかったら、 僕は誠実さにかけてると思うよ。
それって、なんと言うか、 意図的にゴールを低く設定するみたいな
スピーカーが嫌いだったら 彼のセッションに行かなければいい。
僕は、僕らの中の凄い才能を 持ってる人間だけじゃなく、
僕らの味方の人間もつれて来れたら、 これ以上にすばらしい事は無いと思うよ。
今回のセッションはここまで、皆、
アレクサンダー大将に盛大な拍手を。
[拍手]
[音楽]
僕は、コンテストやイベントは とても重要だと思っている。
他の色んなカンファレンス、 特にセキュリティ関連のカンファレンスでだけど、
色んなの行くと分かると思うけど、 多くは……つまらないんだよね。[笑い]
いつも気の合う仲間とバーに集まって、 べろべろになるまで
飲んだくれてるだけで、
興味があるセッションを ちょっと参加してみたりして、
でも、なんかやる事を 探してる時間って以外と多いと思う。
多分だけど、現在僕が管理してる イベントだけで50ぐらいまでに成長したはず、
DEF CON20の開催期間中に行われる、 コンテストやイベント全部で50個。
[音楽]
インタビューア: 何してるの? -いや、別に。モヒカンを剃ってるだけ。
元々はいたずらで始まったんだ・・・ 酔っぱらった勢いでトイレで、みたいな・・
DEF CONだしって。
そうしたら、皆、お金を払うようになって、 そこでE.F.Fに寄付するように言ったの
それで、皆に正式にやればって言われたから、
気がついたら伝統になってた。
(音楽)
去年はE.F.Fと Hackers for Charity、国内の他の
ハッカースペースの為に4000ドルの募金を集めたの。
(音楽)
2年間髪の毛を延ばしてたんだ、でも髪を切ってくれた彼女の身長が
これぐらいしか無くて、椅子に立ち上がって
やらなきゃいけなくて。
今年は目標が有るんだ。去年、約束したし
今年こそは、嫌がってもDTをモヒカンにするの。
(音楽)
僕は、Hack Fortressってゲームをやってるんだ、凄い競技だよ。 僕にとって、DEF CONの最大の楽しみの一つだね。
要約すると、6個から8個のチームがいて、
皆で本来の形のTeam Fortressをやるんだ。
分かるだろう:メディック、 ヘビーがいて皆、ポイントを稼ごうとするんだ。
僕らはチームのハッカーとして 参加してハッキングの競技をやるのさ、暗号とかフォレンジックとか
物理的なチャレンジ、ソーシャルエンジニアリング、情報収集とか
そうする事で僕らのチームに有利になるんだ たとえば、相手チームに火を放ったり、
我々のチームの全部の攻撃が 致命傷になるようになったり、
ゲームとハッキングの最高の融合だよ、 わかるでしょ、マジすげぇよ。
(音楽)
ここでは、目的があって、 3人が一つのチームとして活動
オフィスに侵入、情報を盗み出して
部屋を15分以内に部屋を出るんだ。
でもね、これは物理的な侵入 情報搾取なんだ、だからチームは
バーチャルなオフィスに侵入、 僕らは壁とか全部の枠組みを設定して
参加チームはロックをピックして 内部に侵入して成功したら
書類を入手しなければいけないんだ。 それもただ、ロックを解除するだけじゃなく
広げて、後でも読めるように撮影そして、 元あった場所に戻さ無ければいけないんだ。
確か、今年からスマホ Androidのスマホみたいなのも含まれていて
角度を調整すればもしかすると ロック解除のパターンが見えるかも。
そこから、アドレス帳とか データを盗み出す必要が有るんだ。
このコンピューターにはウィンドズ3.11が 動いているんだ、だから、見てて面白いのは不慣れな
ウィドズのファイルマネージャで皆苦労するけど、 正解は、コンピューターが
物理的に繋がってる箇所の ロックを外せば、パソコン丸ごと 持って行けるんだ。
でも、難しいのはコンピューター全体を 電源を落とさずに
持ち出せるかどうか?っていう点さ、
だから、電源をホットジャックしたり、 UPSに司法捜査官達が使う
”ホットプラグ”ってツールを 使って割り込むんだけど、
でも、参加者の多くは 昔のマークス兄弟のドタバタ喜劇みたいに
このオフィスの中を走り回って、 全部をつかんで、跡形が残らないように必死に片付けたり
鍵を掛けたりするんだよね。
まぁ、僕らの多くは昔、酔っぱらって、 逮捕される事を恐れていた事を思い出すけど
今ではちゃんと仕事に付いて、 こういう作業を行って給料がもらえるだから。
(拍手)
(音楽)
さぁ皆、準備はいいかな! こっち側では科学的な事を
そして、こっちでは あんまり科学的ではない事を!
全チームはビールを42度F(5度C)、 きっかりに冷やす事を依頼されいる…この事は…
確かに、馬鹿げているが...
皆、凄い頑張ったよ、 僕が思いつかないような凄い方法で皆参加したよ。
今年は、全部の規制を外したんだ、
今まで、やっちゃダメって言ってた事も 今年はオッケーで、ただ42度キッカリに冷やせば良いだけって。
さぁ…はい、そこまで!
彼らは終わり直前に参加が決まった、ええと、 ”チーム、科学じゃなく氷で”だったかなチーム名は・・
ぴったり!目標どおり!... 最後の最後ですばらしい結果だ!
(音楽)
ストップ!さぁ、ラスベガスの美しい街から ShizNizがDEF CON会場からライブでお送りしてます。
後ろには、地平線が見えてます。
ほら!屋根が!あの屋根見てみろよ!
そして、向かって右に、デーブが撮影できれば・・
じゃーん!!山!!
そして、あそこに見えるのが Alexis Park…
(音楽)
Alexis ParkはDEF CONの 歴史の伝説の一つだった。 いわば、DEF CONにとっては
生まれ育った土地とも言えるぐらい。
分かってるさ、いまでもAlexis Parkだったらなって思うよ
Alexis Parkと共に歩んだ長い時があった。
あそこには長く居たよ、6、7年はいたんじゃ無いかな。
施設全体が使えたんだ、プールでのんびりしたり、
70年代の最低なセンスの アパートみたいビルが列をなしている
建物にホテルルームがあって、 プールと芝生が真ん中にあって。
プールも複数あって、一晩中パーティしてたよ・・・
プール2がどういう意味が分からなければ、 プール3も分からないだろうな・・・
その場に、居かかったんだね。 そりゃ、とてつも無い事が起きてたよ
プール2とプール3は、なんと言うか皆の エネルギーと色んな行為が融合してた中心だったんだ
夜中の2時だろうが3時だろうが、日が昇るまで
色んな事が行われてたよ
未成年から、老人まで・・
誰一人としてシラフな ヤツはいなく、皆それぞれの・・・
その昔、誰かに僕らが Alexis Parkに居る間の酒の売り上げが
通常の4ヶ月に匹敵するって 言われた事があったよ。
そりゃ、欲望の極みだったよ。
APは本当の意味で DEF CONの無法地帯だったよ
(拍手)
(喝采)
あの頃は、ホテルのオーナー達も いい人たちだったよ、クールだった。
彼らの考えは、 「良いよ別に、ホテルをぶっ壊して。 やりたければね」
「最後にはきっちり請求するから。 最後には我々が儲かるから。」ってさ
プールの周りの電灯とか壊される事を あまり気にしてなかったね、
そういった点では彼らは 扱いやすかったって感じかな、
破壊的な行動に対して・・・
チェックインすると、リストを渡されて 「説明するけど、」って言われて
Alexis Parkの部屋の全部アイテムが リストに書かれていて
その横にドルで値段が書かれてたんだ、 「もし、このアイテムを壊したかったら・・
この金額を請求します。」って
大暴れしても誰も起こさなければ、
誰かと、もしくはやって欲しい誰かに対して
やってる事を辞めるように セキュリティに言われる心配は無かったよ。
Alexis Parkではもっと ハンズ・オンだったよ、
カジノに普通居る セキュリティが居なかったから
2002年のDEF CONで ホテルセキュリティに逮捕されたんだよね
誰が命令したかは知らないけど、 多分goonの一人が、もしかしたらPriestかも
結果的にAlexis Parkの 拘置所に入れられたんだよ、とても広い、古代ギリシャの
酒神バッカス信仰地中海風の インテリアで、壁からぶどうの葉っぱがぶら下がってたよ
まぁ、バーとは無かったけど。
ギャンブルが無いホテル だったから成人じゃ無くても
基本的には何でも出来たよ。
DEF CONで良く、カンファレンスに来たくて 家出した17歳を探して、
誰々の親が家出した子供を探してます。 とかアナウンスを流してた。
今と全く違う経験だったよ、 皆、「Alexis Parkでやりたいね。」とか
「Alexis Parkに戻りたい」って言うんだ 僕も正直そう思ってるよ。とても気に入った環境だったし、
プールでのパーティとか開かれた環境とか、 ホテル全部が使えたしね。
でも、皆忘れてる点もあって、 登録の列の長さは異常だし、部屋は定員オーバーだったし
何も出来なかったよ、最悪だったね。
講演する部屋も無かったし、 いかに駐車場のテントに入るのが酷かったか、
Tシャツ作る人まで現れて。
だから今の形は遥かに良くなって、もっと組織化された運営だし、 まぁ、たしかに昔とは違うけど、戻りたいとは思わないな。
もし、今のままあそこに戻るなら、 カンファレンスのサイズを1/3にしないと無理だよ。
確かにノスタルジックに振り返るよ、 楽しかったし。
でも、ここまで成長したことで Rioクラスの施設サイズが必要なんだよ。
まぁ、そういう時期だって事だろうね。 物事が落ち着き始めたって
ここまで成長したから、これからも当分は続くって 所まで成長したってことかな。
そこなんだよね、Alexis Parkは 色んな人にとっても思い出深い場所なんだよ、
今年でも、Alexis Parkを 離れてもう何年にもなるだろう?
それでも、毎年、誰かがあそこまで運転して、 ホテルのフロントまで行って
入り口の巨大なフロアマットを盗んで、 カンファレンスに持って帰ってくるんだよ(笑い)
カンファレンスのバッヂには3つの役割あるんだよ
一つ目は、カンファレンスの入場料を 払った証として。セキュリティトークンだね。
二つ目は、カンファレンスにおいて 自分のセキュリティレベルの設定。
3つ目、僕は自分が作るバッヂは人々を引き寄せる事を 手伝える物として使えるようにしたかった。
僕は、皆がお互いを見つけて、 話し合うようにわざとバッヂのデザインをしたんだ。
そうすれば、他では知り合えなかった誰かと 知り合えるかもと思って。
まさにそこなんだよね、他の人との交流というのが DEF CONのユニークさだと思う、
重要なのは、「見て、ちょーすげぇ電子バッヂで、 いろんな事ができるぜ」という点では無くて、
そのバッヂを付けてる人々が重要なんだよね。 多くの人はその点を勘違いしてると思う。
電子的なバッヂの年は 参加料の代わりに手に入れた
小さなガジェットを使って様々な事を やってみたいって人がいっぱい参加してたね。
ここでは、僕らは手伝ってるんだ・・・ 皆でハンダ付けするセッションって感じかな
僕らは、皆がバッヂにコネクターを 付ける事を手伝ってるんだ。
僕らが彼らの為にやってあげるのでは無く、 我々は彼らを手助けするだけ、自分たちでやる事が重要で、
そうやって皆、ハンダ付けを覚えるんだよ。 今のところ、直せないぐらい問題になった人はまだ居ないよ。
まぁ、だから教育っていうか、コミュニティ勉強プロジェクトみたいな感じかな。 皆でバッヂで遊ぶみたいな。
うん。初めてのDEF CON。 初めてのハンダ付け。初めてが多い週末だね。
皆を助けるのが好きなんだ、 皆がやってる事がより上手くなったり、
熱心になれるような事を見つけたり、
そんな彼らが進む傍らで 僕は彼らを助けてあげたいんだ。
ここに居る90%以上は、 今まででハンダ付けをした事が無い人だよ、
初めての経験なんだ、 でも、やってみるというゴールでもある。
人に他の人を紹介させてみよう、 思っていたほど恐くないよ。オッケーだよ。
僕らは皆を導く為にここに来てるよ、もしかしたら将来は君がその役割をやる事になるかも、 例えそうじゃ無くても、やってみたというスキルは貴方の物になるわけで、
バッヂのファームウェアを集めたり、 ロムをフラッシュしたりするけど本質を分かってない人も多いよ、
まぁ、通常は本当に凄い奴らはホテルルームに 閉じこもってクレイジーにいじり倒したりしてるよ、
毎年、偽のバッヂを作る人は居るよ。
僕らも偽物を作りにくいバッヂを作ろうと頑張ってるよ。 でも、中には凄い労力と時間をかけて偽物を作ってる人も居るよ。
僕はそれはクールだと思うよ。
偽のバッヂを作ってガードを騙せたら、良かったねって。 会場に入る資格は十分だと思うよ、違う?
ハッキングのカンファレンスってそういう事だよ。
全員を騙すぐらい優秀なら、僕らがバッヂを作るよりも、 偽物を作る事に労力を使ったんだろう。
それは、賞賛に与えするよ。良くやったて。
カンファレンスの基本的なロゴ、 スマイリーと骸骨と骨の知ってるロゴが付いてたんだ。
彼らがおかした最初のミスは、 同じPCB基盤で色違いなだけという点かな。
そうしたら、自分たちのバッヂを スプレーで色を変えた人がいっぱい現れたよ。
一番大きな間違えは、GOON SOC(セキュリティ運用室)に Goonの振りをして侵入することだよ。
だって、僕らはみんな誰がGoonが分かってる訳だから。 ドアが閉まったら、もう俺らの独壇場だよ。
(音楽)
僕にとっては家のように思える空間だったよ、 他の時と比べても、誰にも
細かい事を説明する必要が無いって感じたね。
本当のハッカーって凄いよ。
彼らは何一つ当然な事だと思ってない、彼らは全ての事をどう組み合わせれば 新しい物が作れるを常に考えてる。
ハッカー、特に優秀な人は、 様々な問題に対して普通の人なら
思いもつかない面白い方法や 想像力豊かなものの見方をするね。
不明瞭な事に対して恐れずに
たとえ競合していても複数の
現実を表している状況を頭の中でとらえて...
それぞれに固執せずに、今、 その瞬間に最も適してる現実を
社会から感じ取れる直感的な データをもとに探求して行くわけ、
偉大な物理学者のファインマンが言ってたよ、 「面白い事実は奇異であるという点」って
重要なのは、事実と奇異な点を 強調してるってこと。
この考えは、物事には 色んな見方が有るんだという考えの
基礎になるんだよね、今の 僕らに欠けてるのはそこだと思うよ。
でもね、ハッカーはそうやって 見ようとするんだ。だから魅了されるんだよね。
だって、普通の人が存在すら 気がついてない先の現実が少しづつ現れて...
でもハッカーはそれを見つけようと必死に探すわけ、 大きな機械の中に存在する小さな探求者って感じで。
ここに来ると、誰に対しても僕が考えている事や 僕の考えのよりどころをを説明しなくてもいいんだ。
どうして、あんな事を言ったのかとか、皮肉で言った事や 真摯に思った事も全て説明が不要なんだよ。
皆、何となく分かってくれるんだよ。
それはとてもすばらしい事だよ。
(音楽)
たぶん、一番の象徴的な イベントはCapture The Flagだね、
DEF CONに来て Capture the Flagのエリアを歩いてると、
今世の中の最も 優れてるチームが皆そこにいるよ。
テニスで言えば、 ウィンブルドン、世界が集まってくる場所だよ。
別に部屋が凄いとは思わないわ。でも、世界中で数千人が競い合って、 あの部屋に入りたいって頑張ってるのも事実なんだ。
中にはさ、韓国とか中東とかCTFの為だけに
はるばる数千マイルも旅して来て、3日間、寝ないんだよ。
一年で一回だけのカンファレンスの 一つのイベントでに参加する為だけに。
それって、凄いと思うの。
色んなチームが集まって、 一つの巨大なネットワークの中で
お互いの秘密を 盗もうとしてるんだよね簡単に言うと。
一見の価値はあるよ。
Capture the Flag は最初っから有ったよ、
ハッカー的な観点で言えば、 まさに象徴的なイベントだよ、
「どうやって、あいつの コンピューターを乗っ取ろうか?」って
ラップトップを使ってネットワークに接続して色んな事を壊せる カンファレンスは絶対に参加した方がいいよ。
(音楽)
Crash and Compileは 簡単に言えばプログラミングコンテストと酒飲みゲームの融合だよ。
そりゃ、大変な事になるだろう?
ACMスタイルのコンテストを知ってるかい?
まずは課題が与えれるんだ、 言葉遊びだったり、分かる?
そこからプログラムを作るわけ、 インプットが有ってアウトプットがあって。
または、言葉遊び的な問題だったり。
コーディングを開始するよね、 ひたすらコードを書いてはまた書いてって
そろそろ出来たかなって思うじゃん。 「さてテストでもしてみるか。」ってコンパイルしてみる。
コンパイルが上手く行かなかったら 酒を一口飲まなきゃいけないんだ。
コンパイルは出来たけど上手く動かない。 また、一杯、酒を飲まなきゃいけない。
動くけど、正しいアウトプットが生成されない。 はい、また一杯、酒を飲む。
だから、分かるだろう?後は転げ落ちるしか無くなるって事が。
45分過ぎたところで、チームにそれまでに参加チームに 与えられなかったポイントは”お邪魔虫チーム”に加算されるんだ。
イベントの夜が終わった段階で最もポイントを稼いだチームには ブラックバッヂが与えられるんだ。
残念ながら、お邪魔虫チームは ブラックバッヂはもらえないけどね。
コーディング中? いいえ、お邪魔虫チームのメンバーよ。
私たちの第一の目標は、彼らが十部な水分をとってる事と、 飲み過ぎないようにすること。
でも、彼らのコーディングの 邪魔もしなきゃいけないから。
いたずらしたりして、 彼らの作業の邪魔をしたりするんだ。
みんな、ビールを持ったか?(会場から賛同の声) いや待てよ、ビールを持ってない人は?
もう出来たかな?うん、多分。オッケー。
他に質問は?無し?いいね。 じゃあ、プログラミング開始。
すばらしい、プログラミング開始だ。
(歌声)
(雑踏)
(音楽)
観客を盛り上げなきゃいけないんだ。 ペースとか雰囲気とかを作り上げないといけないんだ、
そして、素早く何か突拍子もない事を言ったり、 誰を侮辱しないといけないんだ。
一旦ショーが始まれば、他の事は一切気にしてる 暇が無くなるんだよね、
少なくともショーの間はショーに集中するんだ。 観客も開始から10秒から15秒で引きつけなきゃいけないし。
そういう会話を持ちたいと思ってるんだよ。
「著作権弁護士が言う、I.P.とは」(ブザー) ”さあ、正解は!”
「インテレクチャルプロパティ」 -"知的所有権、正解!”
観客は正直だよ、すぐに怒るし。 観客からのフィードバックはとても敏感に感じ取れるよ。
良い仕事してるかどうかはすぐに分かるよ。
ジェフと話してて、彼は言ったんだ 「20周年だから今まで以上に凄い事をしたい、
皆の度肝を抜くような事をやりたい。」って、 それって凄いクール!って事になった。
「最後のカテゴリーは:ビール」(喝采)
去年に比べて今年の参加者は 50%ぐらい増えたと思うよ、
だから、たぶん予想だけど2500人ぐらいかな、 今回は凄かったよ。マジで凄かった。
ではまた明日の夜、DEF CON 20 のHacker Jeopardyの決勝戦で またお会いしましょう。
(音楽)
DEF CONでの思い出ね・・・・思い出せないな。
まぁ、思い出せないぐらい凄かったってことは
とても良い形でカンファレンスに 参加してたってことだよ。
(音楽)
(音楽)
来た事が無いのなら、 読んだ事や聞いた事をもとに判断しない方が良いよ。
特に今の形のDEF CONは 経験しないと分からないと思うよ。
DEF CONは普通のカンファレンスと言うより、 メタカンファレンスなんだ、様々な小さな規模のイベントや
オフ会、プロジェクトが集まって、 小さなカンファレンスの集合体みたいな物になってるんだ。
もちろん、聞いた事も無いような事や、 思っても居なかった事、夢にも思わなかった事
様々などの他の要素もカンファレンスには有るよ。
たとえばネット上でしか知らない人たちが居て、 自分は小さな街から参加して、
地元ではなかなか理解してもらえないけど、 DEF CONに来るとそういう人たちが一杯居て、
彼らと交流して。すばらしい事だよ、 ただ皆で集まってるだけでも。
話されてる会話や会場の雰囲気。 DEF CONはそういった特別な場なんだよ。
彼らは定期的に変わるんだよね。 だから去年きた消防部長は次の年は変わってたりするんだよね、
あ、ちょっと 待って。弁護士からだ。 ”もしもし?あ、どうも。オッケーじゃ入って来て”
そうだな、彼が過去にやった事の幾つかは、 本当は、やってもらいたくなかったね。
特に思い出せる事が一つあるよ、
始めた頃、すぐに僕は分かったけど、ジェフは とても若かったし僕より遥かに賢かった、
でも、僕から言わせれば 世間知らずだったね。彼はどういう行動をとったら
法的に問題になるかってことを 理解してなかったんだ。
器物破損とかそういうのじゃなくて、 そんな問題は解決が簡単だよ
損害額を査定するとか 和解するとかやり方はいくらでもある。
そういう問題よりは、訴訟の方が厄介だね、 巨大な戦いを挑んだ事もあるよ
2年間に渡って 僕一人対シスコの弁護士8人とやり合った事あったよ。
そういった争いは、DEF CONには関係のない人まで 巻き込む危険性が有って、
政府からの干渉や巨大な訴訟問題 になりかねない巨大なリスクを
DEF CONに与える危険性が有るんだよ。
みんなDEF CONに来たいんだよ、それは良い事だと思うよ。 DEF CONってそういう場だし、ジェフもそれを望んでると思うよ、
でも、中にはDEF CONに来て、「あいつらをビビらせるぜ」って
”あいつら”って、途方もない巨大権力を持ってたり、 凄く攻撃的な巨大企業だったりするんだよね、
「DEF CONに行って、 あいつらを怒らせたいんだ、どう思う?」とか、
「あの巨大企業をシャットダウンに追い込むんだ」って エキサイティングと思うのは理解できるけど、
でも、公になる問題と 全く明るみに出ない問題も多いんだ、そういう場合は。
明るみに出ない問題は、出ない方が良い時も多いよ。 まぁ、そういう点では僕ら的には両方のサイドを経験して来たからね。
危うく訴えることになったり、 そんな事が有ったね。1回Alexis Parkで
噂で聞いたんだけど、どうやら連邦政府の大陪審が DEF CONの内偵を行っていて
全室の予約情報やデフコン参加者全員の クレジットカード番号とかを要請してたんだ、
幸いにも僕らは現金しか受け付けてなかったから 要請されても提出する情報は無かったけど。
だから、組織としての 僕らは大丈夫だったけど、ホテルや
参加ベンダーは全員、 記録を押収されて内偵対象になったんだ。
まぁ最終的には何も起きなかったけどね。
僕が知るかぎり大陪審は何もしなかったよ。でも、この事は
常々僕が皆に言ってる事なんだよね、 クレジットカードを使って記録を残さないのには理由があるって。
何年もそうやって、やって来たけど。 やっと僕の病的な懐疑心が裏付けされたと思ったね。
だって、その事全部を争うのは途轍もない巨大な 訴訟になってたかも知れないし。
提出要請に応えたり、提出を断ったり。 でも、そういう明かりが当たらない争いって
沢山実は有るんだよね。 今回、初めて話すけど。
インタビューア: ジェフ・モスってどんな人? - ジェフがどんな人か・・うーん、
彼は良き友人、興味深い人間だよ。 旅行もいっぱいしてるし。彼はとても頭が良い。
ジェフは最高さ、本当に良いヤツ。 他に類を見ない天才だよ。
僕が思うに、ジェフが居なかったら、 このコミュニティや文化そのものが
これほど大きな物までに成長しなかったと思うよ。
ジェフが居なかったら、 DEF CONはここまで続かなかったと思うよ。
DEF CONのgoon無しでも、 ここまでは続かなかったと思うよ。でもジェフは全てを束ねる
接着剤みたいな存在。 皆をここまで引っ張って導いて来た人間だよ。
元々はスタッフの人数と参加者の人数が同じぐらい 小さなカンファレンスだったんだ、
時にはスタッフの方が 多かった事もあるよ、それが今では
数年置きに会場を変えないと ならないまでに、成長し続けてる状態になったんだ。
そう、その継続さが DEF CONの魂なわけで、
その魂はジェフが育ててるんだよね。
彼はDEF CON参加者が DEF CONをどう思ってるか常に気にしてるよ、
彼は本当に皆に楽しんでもらいたいと思ってるよ。
ジェフは本当にDEF CONを大事にしたいんだよ!
皆も何年もかけて理解したけど、 彼はとてもシャイなんだよ。
DEF CONでも彼を見つけたり、捕まえるのは難しいけど、
でも、彼は他のハッカーと一同様に、 あまり社交的ではないし、物静かな一面も持ってるよ。
ちょっと、引きこもり気味だし、 でも本当はたくさん皆に色んな事を提供したがってるんだ。
彼は本当に親しみやすく、 優しい心の持ち主なんだよ。
彼は混沌とした状況を管理してるわけで、
それは決して簡単な事じゃないよ。 彼はとても賢いし、とても大変な仕事だけど
幸いにも彼の周りには 彼を助けたいって人が集まってるんだ。
(音楽)
最初の頃は、正式な組織的な 要素は無かったんだ、
最初の頃は、 僕ら全員がgoonだったんだ。
また、正式にというか非公式だったかもしれないけど、 会場で起きてる事を
コントロールする事を手伝っていた人たちが居たんだ。何年も経ってから、参加者の数が
あまりにも膨れ上がったんで ちゃんとした形での対応が必要になったんだ。
第四のルール:Goonの言う事は聞く事。 赤いシャツがやれと言えば素直に従う事。
Goon達は皆の楽しみを奪う事が目的ではない。 DEF CONに来た全員が楽しめる事が目的なだけ。
Goonが居なかったら、 色んな事がすぐに崩壊すると思うよ。
過去にはそう言う事も有ったし。
DEF CON9だったかな、とても辛い一年だった。 なんでかは覚えてないけど、急激な成長を経験したんだ。
Alexis Parkで本当の喧嘩の仲裁をしたり、 花壇から酔っ払いを引っ張りだしたり、
倒れた人に人工呼吸を行ったり、 Alexis Parkでの経験を惜しんでるGoonの多くは
あの当時、ヤカラだったよ。
僕が参加した中でも本当に危なかった事もあったよ、 まぁ、まだ死者は出してないけどね。
本当、9の後に皆で話し合ったよ、
「どうする、10で辞めにする? 10年やってきたし、もういいんじゃない?」って
もう一回だけやってみてそれから決めようって。
だから、10をやってみたんだ。 結果的に10はとても上手く行ったんだ、辞めないでよかったよ。
様々なチームって有機的に生まれたんだよね。
皆は気づいてないけど、 実際は部門化がとても進んでるんだよ、
皆それぞれ、役割が有って責任をもって動いてるんだ。
僕らは去年一年間を欠けて今年のイベントに向けて 時間をかけて頑張って来たんだ。
本当に好きだからやってるんだ。 僕らはみんなボランティアだし。
別に名誉の為とかの為じゃなく、本当に皆に楽しんで もらいたいと思ってるから僕らはやってるんだ。
DEF CONに居ない時は、DEF CONに付いて話してるよ。 一年間全部を通してDEF CONを計画してるだ。
DEF CONに付いて考えて、DEF CONでの話をしたりして、
もう生活そのものだし、それぐらい愛してる。
Goonはなるのではなく、生まれもってGoonなんだ。
冗談でよく、僕らはTシャツの為に働いてるって言うんだ。 Tシャツを数枚もらってさ、
一日12時間以上DEF CONで働いて、 残りの一年間はボランティアとして活動して
僕らのうちの数名は、歩数計を付けて歩いてたけど、 平均勤務時間内の距離は15から25マイルだよ。
だから、特に新人には ちゃんとした靴を履くように教えてるんだ。
また、水分も十分に持つ事。どんな状況でも必ず作戦とかやり方を考えてから
行動することって教えるんだ。
僕の好きな言葉に、「DEF CONでは俺はどん底を 這いつくばって頑張るよ、君がそうしなくて済むために。」ってのがあるだ。
でもそうだね、皆が見ないDEF CON、それが僕たちのDEF CON。 セキュリティGOONにとってのDEF CON。
仲間のGoonの為だったら、 出来る事は何でもやるよ。
いつ何時でも。
(音楽)
僕は自分が参加できる コンテストをやりたかったんだ、
昔は良く言ったよ、もう世の中に魔法なんてない、 だから、僕が皆の為に魔法を作るんだ。って
(音楽 )
ぼくは、とても賢い参加者達が楽しめる暗号やパズル
しかも、それらのパズルは3日間で 解けなければならないんだ。簡単すぎず、難しすぎない程度に
だから、それこそが僕のコンテストなんだ。 僕自身へのチャレンジ
どうやったら、僕より遥かに頭のいい人たちを 楽しませられるか、彼らの脳を刺激できるか、
僕よりも賢くすぐに解決できる能力を 持った人たちを3日間楽しませらるか、
(音楽)
僕らが企画したんだこのチャレンジは、このチャレンジで最初にやったのが 二つのキーワード、"We program"と"Under Foot"を設定したんだ、
このキーワードはプログラムの中で意味不明な文章に 使われてるんだ、40ページにあるよ。
"Underfoot"は3つ目の楕円を意味していて、
会場内の3つ目のステッカーの事で、 そこに二つのマーカーが有って、
それを紙に書き移して1057に渡さない行けないんだ。
いままで一番うれしかったのは、 「君のコンテストに参加したくてDEF CONにいつもくるんだ」って何度か言われた事だね。
そう言ってくれるのは最大の褒め言葉で、 僕にとってはとても光栄に思うよ。
正直、こんな馬鹿げた事を1年間考えてるだけ だからびっくりするよ。
僕は、そういった事をまとめて、なんとか 形のあるコンテストとして
一生懸命頑張ってるだけだよ。
(音楽)
ここが、DEF CON 20のLockpick Villageにだよ、 ここでは趣味やスポーツとしてのロックピッキングを教えてるんだ。
技術的な人の多くは、 物がどうやって動いているか
凄く興味あるんだよね、 だからロックもどう動くかって事になったんだ。
だいたいどんな人でも5分や10分ぐらいで ロックピッキングを教えられるよ。
彼らの中にはそれからずっとここで頑張る人よ、 一日が終わって、そろそろ会場を閉めるよっていって追い出すんだけど
「あ、行こうと思ってたセッションに行き忘れた・・」って言う 人たちもいるよ、あまりにもピッキングに熱中して。
一日中ピッキングに夢中になってしまって。
(音楽)
(音楽)
(音楽)
(音楽)
DEF CONのセッションの多くは大量の酒で始まるケースが目立つね、 まあ、終わりも酒で終わるみたいな。特にいいセッションとかそうだね、
まぁ、あくまでも個人的な見解だけどね。
航空機のトラッキングの件は たまたま数ドルで売ってた
アプリを買ったんだよね。 そのアプリは携帯を飛行機雲に向けると色んな情報が見れたんだ。
向けた飛行機の色んな情報がカメラの画像にオーバーレイされるんだ。 それから、色んな事を研究したら、色んな問題が見えて来たんだよね。
まぁ、あくまでも自分の好奇心っていうか、“どうやってるんだろう?”って、 そしたら色んな問題が見てて来てとても恐くなったんだ。
いっぱい色んなカンファレンスで話す機会があるんだけど、 今回のこういう情報って、ものすごく危険で
それでも、僕は「全部の答えは無いけど、早めに皆に知らせた方がいい。」 って思ってるんだ。
(音楽)
こういった機会は沢山経験して来たから、
あまり緊張とかはしないよ、
僕のセッションで話す内容、織り込んだジョークとか
瞬間瞬間にどうするかって決めてあるし。
だから、気になるのは、 「ラップトップ大丈夫?スライドがちゃんと出てる?」
「プロジェクターは?オッケー?了解。」って感じ。
ありがとう。
一般的に、僕が退屈すると ロクデモナイことが起きるんだよね、
ラスベガス空港では90秒毎にフライトが着陸してるんだ、
それって、大量の金属と、お金と人が 動いてるってことだろう。全部どうやって動いてるんだろう?
どうやって、連携してるんだろう? 良く航空管制って聞くけど
本当に全体がどう動いてるか、 分かってる人って居るんだろうか?
きっと、参加者は新しい事を 習いたいんだろうと思うよ
彼らは面白いテクノロジーについて 楽しい会話や議論を求めてる訳で、
まぁ、実は重要な事だったりすんだよね。
だから、最近の僕の講演の多くは、 ”なぜインターネットってこんなにセキュリティが甘いんだろう”
という方向性をとるようになって、理論だけじゃなくて 実際にどうすれば、学術的な観点からじゃ無くて実際のところ
どう世の中を変えれば もっと安全にできるんだろうって。
一年間の研究の集大成がここに集まってくるんだ。 毎年、来年のDEF CONには何を持って行こう?
「どんな発表をしよう?」って考えてるんだ。
ここは僕にとって今の僕が居る理由を作った場なんだよ。 僕のキャリアもこのベガスで話す事から始まったんだ、
もともと、DEF CONに来ては色んな面白い 道具を見せに来てたんだ。
正直言うと、僕の講演の多くは セキュリティとは関係がないんだ、
ただ、「どう?こんな事が出来るんだ、面白いだろう!」って
プレゼンテーション自体は業界での会話を 活性化するためなんだよ、でも、残念な事に
航空管制の脆弱性みたいな大きな問題って、 相談する電話番号、
「ちょっと、話したいんだけど」って気軽に コンタクトできる相手が居ないんだ。
本当にマズい問題に触れたのは今回が初めてだったんだ、
今回はあくまでも理論的観点からの疑問提起なんだ。 実社会でも今回の問題をテストできる環境が無いから。
だって、本当に飛んでる飛行を 相手に理論の実証はできないだろう?
(こうする事で攻撃者は評価者と 攻撃者の制御コードの直前まで来てる状態なんだ。)
僕のセッションは物語なんだ、他のスピーカーに アドバイスをあげるとしたら、その1点かな。
友達に物語を聞かせてあげてるんだ。ってね。
僕はさ、数百時間に及ぶ研究の結果を
説明して、今の世の中がどうなってるかを 示さないと行けないんだ。
(拍手)
まぁ、反応がある事は期待してたけど、 凄かったよ。大手航空会社の人や
航空機メーカーの人、航空管制官とか、 トレーナーなど様々な人と話せたよ。
これが終わったら連絡しなきゃいけない 名刺でポケットがいっぱいだよ。
僕がやったのは、業界の扉を強く叩いて、
「もしかしたら問題が有ると思うんだ。話し合いをしようよ。」ってね。
ここ数年で、割と知られるようになって とてもうれしいよ。
また、知られる事で付いてくる色んな義務も 光栄に思うよ。
でも、時々昔みたいにただ歩き回って興味のある セッションを見てみたりできた事が懐かしいとも思うよ。
やらなきゃ行けない事が一杯ありすぎて、なかなか出来ないよ。
でも、これは文句を言ってるんじゃないよ。 おかげで出来る事が本当に面白い事ばかりだし、
色んなクレイジーなオモチャをつくってさ、Penn and Teller劇場満杯の前で 見せられるんだから。
DEF CONの一番面白い時って、朝の4時ぐらいに どっかの誰かが、
自分たちが作った変な物を見せ合ったりしてる時かな。
まぁ、中にはどうだろう?と思うのも有るけど、 一生懸命作って作ったものに付いて楽しそうに話してるのは凄い良い事だよ。
(音楽)
DEF CON 4 と DEF CON 5の時に比べてコミュニティはすごく成熟したよ。
DEF CON 4とか DEF CON 5の時に出会った人が今では
自分たちの子供や、時には孫をつれて DEF CON 20に来てるから。
私は「DEF CONに子供を 連れてくるのは良い事だ」って思うわ、
子供達に紹介するには DEF CONに 来るような人たちより良い人は居ないよって。
親として、ハッカーとしてちゃんとしてたら、 子供達にとっても、様々な事を習えることが一杯あるよ。
彼らが来る事で少しでも、 彼らが経験した事や見た事から
将来の彼らを導いてくれる物が有ると思うよ。
そう、これはプラスチックだね。 ただの長いプラスチックのひも、それがここに、
入って、これが溶かすんだ。 この中に小さなヒーターが入っていて
こっち側から出てくるんだ… (歯磨き粉みたいに?)
そうだね、歯磨き粉みたいに。
今年はDEF CON Kidsとしては2回目だね、 僕にとってもDEF CON Kidsと2回目の関わりだね。
去年はもうちょっと小さい規模でやったんだ、
ハッカーのコミュニティと親達が子供に基本的な ロックピッキングとか
ハンダ付けやハードウェアハッキング、プライバシー問題や 司法関係に付いて教える機会を与えたいと思ったんだ。
まぁ、学校ではなかなか 教えてくれないことばかりだけどね。
DEF CON Kidsで講演して、彼らと一緒に作業するって
もしかすると、DEF CONで話したりするのと同じぐらい いや、もしかしたらそれ以上に興奮するね。
子供達と直接やり取りすること、直に影響を与える事ができるし、 なんて言うか、瞬間的に彼らの目を見れば分かるんだよね、
僕が言ってる事を理解してるって。
彼らは、すぐに理解して、 彼らの人生に影響を与えられるんだよ。
私はプログラミングを初めたいの、 今日、教えてもらった色んな
言語を習いたいと思ってるの。例えば、pythonとか。
僕たちが考えたのは、ここにもう少し部品を足して、
そして、その後プログラミングしてこのライトを使って
ちょっとした光のショーが出来るようにしようと。
子供達はスピーカー達に惹かれてる、 まぁ、スピーカー達も世界で一番の人ばかりだしね。
僕も、DEF CON Kidsが本カンファレンス同様に トップレベルのスピーカー達が講演してるって
信じられなかったよ。
僕たちは子供達がこういう事を好きになって世の中と
共有するようになるとすばらしいなという思いで、 彼らを応援して手助けしたいと思ってるんだ。
このような事って、子供達がハッキングコミュニティに 参加するようになって、いろんな事を始める
きっかけ作りになるような刺激になれば 良いと思っている。色んなすばらしい人たちの
話が聞けて、子供達もとても喜んで、 帰ったらすぐに色んな事を始めたいみたいだし。
とても楽しいよ。まだ、初日だけど
4、5時間しか皆寝てないけど、 本当、素晴らしいよ。
そうだな、一番興味が有るのは ハッキングかな。大人になったら
ハッカーになりたいんだ、わかる?
僕自身はハッカーだと思ってるね、
今年は、長女がDEF CONに来た年なんだって?
そうだね、彼女は14歳だけどDEF CONにつれて来ようと 思ってるんだ。今年が最初のDEF CONだから
彼女には、僕が過去に経験した事を見せてあげられば 良いなと思ってるだ。
それと、彼女がどこから来たかも教えてあげたいと思ってる。
なんせ、僕の子供達の母親と出会ったのが DEF CON4だったからね。
DTに養育費を払ってくれないかって頼んだら、 「ハハハハ…君だれ?」って笑われたよ。
本当の話だよ。
ジェフが僕を覚えてるって思ってないよ、 もう16年間も彼のイベントに来てるけどね、
でも、別に彼が僕の事を 知らなくても良いと思ってる。
だって、彼には2万人が彼に 知られたいと思ってる人たちが一杯いるからね。
僕は、彼に知られなくてもいいと思ってる。
もし、ジェフに言いたいメッセージが有るとしたら?
ありがとう、ジェフ。
Capture the Flag以外にハッカー魂を象徴するイベントが
有るとするならScavenger Hunt(宝探し)だと思うよ。
いやーー!!ヤメてー!
アルミホイルの水着よ
やったね!(笑い)
(笑い)
今から彼らに血を吸われるの
こんにちは。 こんにちは、娘を向かいに来たわ
チームが集めたり、やらなきゃ行けない事の 長いリストがあるんだ。
一日の終わり、もしくは週末の最後に
最もポイントを稼いだチームが優勝するんだ。
テーブルでは常に色んな事が起きてるんだ
なぜなら、見つけなきゃ行けない事や
やらなきゃ行けない事のリストがあるから...
-見つけたり、作ったり、会ったり -やる事がいっぱい有るよテーブルの周りで
僕らは皆に楽しんで欲しいんだ、 でも留置所に入っちゃ楽しめないだろう。
確かに、グレーゾーンの事も多いし、 多分違法かもしれない事も多い...
でも、僕らのコミュニティは、捕まらないようにする為に どうすれば良いかも知ってると思う。
僕らは、火だったり窃盗を容認はしてない… ほとんどの場合は..
いゃ〜ん [興奮した声]
[音楽]
どうやって入手したかはわからいけど... 牛の頭部を手に入れたチームも居たよ。
Scavenger Huntのリストに、”生きてる鶏”って 書いたんだ、そうしたら6羽集まったんだよ
Scavenger Huntの過去の優勝者の多くはGoonだったり
コンテストを企画、運営するようになったり、 スピーカーやスタッフになったりもしてるよ。
なぜかって言うと、ものすごく色んな人と交流するんだ だから、コミュニティの中にどっぷり浸るから。
[音楽]
そうね、DEF CONの週末には
確か去年だけで14個のショーに出演が決まってた。
もう、ショーの数を減らすって言ったんだけど、 結局いつも増えるんだよね。
[音楽]
DEF CONの凄く面白いところって
そうだな、普段は…引きこもってパソコンの画面で
日焼けするような人たちが、僕が会った人の中では 一番パーティ好きってことかな、
ロックスターより激しくパーティするんだよね。
みんな、酒とか、ブツや手に入る
ありとあらゆる多動症の処方薬だったりを使ってるんだ
[音楽]
[拍手]
さぁ、始めるよ。
話さなきゃ行けない事はいっぱい有るんだけど なんとか順序だてはしてみたんだ、
今年は20周年なんだけど
信じられる?
[拍手] イエー...
僕個人的に興味があるんだけど、今年が初めての DEF CONだった人は?手を挙げてもらえる?
そっか、他の皆は怖がってこなかったんだね..[笑い]
中にはもう19年間も手伝ってくれてる人たちも居るんだ
凄いよね、僕も想像する事すら出来なかったよ。
まぁ、だから何かを作り上げたんだって、僕を サポートしてくれる人たちが周りに居るんだって事と
そして、今でも皆が興味有る事を やり続けてる事にを僕も誇りに思ってる。
さぁ、なのでここで一旦、運用チームの管理者の
Zac Frankenにマイクを渡したいと
思ってるんだ、彼はもうたぶん、どれぐらいだろう
18年間ぐらいは活動してくれてる。
みんな、盛大な拍手で迎えてあげて… ありがとう。 [拍手]
DEF CON20に来てくれてありがとう!
ジェフが言うようにDEF CONは色んな人の努力無くして 成り立たないんだ。
昔は皆の名前を呼び上げてたりしたんだけど、
今じゃ300人を超えるから
だから少し省略させてもらった
そうだな、DEF CON開催中は、僕は ぜんぜん楽しんでないよ。
だって、あっちこっちを走り回りながら 火消しみたいな活動してるから。
ジェフは友達だけど、彼が生んだこの宴会が
20年も続くとは思わなかったよ、本当びっくりだ
こんなにも多くの人がみんな楽しんでるって 信じられない凄い事だよ!
そして最後に、皆様にありがとう。 DEF CONを作り上げてるのは皆だよ!
ありがとう! [拍手]
DEF CONって僕らにとっては 毎年7月、8月の3日間だけの事じゃないんだ
むしろ、僕らは一年のほとんど考えたり
作業したりしてるんだ。
気がつくと、もう自分の一部になってたりするんだよね、 まぁちょっと可笑しいと思うかもしれないけど。
でも、全部が動き始めた時に、ああ、毎晩徹夜してたのは
この為だったんだ、って思うよ。
振り返えって思うと、「あれは凄かったな」って 思える瞬間が有るんだ、
誰かが、思いついたり、また数名が思いついたりした事
そして、色んな事が出来た事が
今でも、凄く面白い人たちが居て、
そして彼らの手助けできる事って凄くうれしい、
Deviantに言ったんだ、「凄く面白いチャレンジだった、 競技に参加してとても楽しかったよ」って
DEF CON 最高!皆ありがとう![拍手]
このコミュニティは、メディアに誤解されてるんだ
しかも残念なのはメディアがギークやハッカーじゃない
コミュニティへのメッセンジャーなんだよ。
でも、他の年よりも今年は特にと思うけど
ここ、3年間僕らがやって来た事を皆に伝えたいんだ
最初の年は95人の人が骨髄バンク登録してくれたんだ
2年目は161人、今年は232人も登録してくれたんだ。
さらに3300ドル以上の募金も集められたんだ
今までよりも、今年は本当に、愛のある開催だった。 献血とかガン関連の活動を通して。
E.F.F.への募金も沢山集まったし、 もう、考えたり、喋ったりするだけで鳥肌が立つよ。
20年、皆の愛の結晶だよ。
じゃ、ちょっとだけ数字の話をするよ、 インフォブースが58ドル、射撃シュミレーターが3260ドル、
モヒカンが…4333ドル
アーティストのEddie Mize、まだかっこいい Tシャツがコンテストエリアの
外で売ってるけど、3500ドル
The Summit, 1,500ドル…789 …え? 15,000…あ、15,789ドル!
(拍手)
そしてHacker Jeopardy, の合計が $30,380…ありがとう,
皆本当にありがとう! (拍手)
(笑い) 僕はこっちに行けばいいんだよね
皆、わかって、彼はもう3年も 毎年やるって約束してるんだ
やっとその約束を果たしてもらえるんだ、 皆すごく楽しみにまってたんだ、ジェフをモヒカンにするの
(喝采) (拍手)
ジェフは言い忘れたんだけど、実はこの後 数週間、彼は世界中の
とても重要な人たちとの打ち合わせが すでに6件も決まっているんだ。
やっと約束が果たせるっていいね。(笑)
これで、皆に言われなくて済むよ。(笑い)
そうだね!
そう、でもまだEFFにどれぐらい募金するかは 決めてないんだ・・・
いくらか募金しないといけないよね? (拍手)
もちろん! (拍手) (喝采)
そうだな、1万ドルぐらいでどう?(喝采)(笑)
皆どうおもう?それぐらいは良いよね?(笑)(喝采)
(喝采) (拍手)
みんなありがとう!また来年会おう!イエー!
(喝采) (拍手)
いつもジェフと冗談で、明日、 来年をキャンセルしてもいいんじゃないって。本気で。
「もうヤメた、なんか他の事をやるって」言ってみればって。
それでもDEF CONは開催されると思うよ、 そして存在し続けると思う。
みんな、やっぱりベガスに集まって。 そして、皆それぞれに発表するようになって、
そのうちの何人かは、 「バーに行って、開いてるカンファレンスルームを乗っ取って議論しよう」って
そうやってDEF CONは有機的に発生すると思うよ。
僕らみんながヤメた後数年経っても。
カンファレンスをビジネスとして やってない人たちに教えてあげるけど
ホテルとの契約は数年契約が多いんだ、 だから2年後にどうなってるだろう?
燃え尽きてないかな?2年後でも 皆DEF CONに来たいって思ってくれるかな?
3年後はどうだろう?って 考えて決めなきゃいけないんだ。
ホテルとの契約が数年先まであるから、 誰かに引き継いでもらえるだろうか?
誰がその責任をとりたいと思ってくれるだろうか?って 考えないといけないんだ。
でも、そうやって考えると、 僕はたぶん続けないと思うよ。
そうだね、多分、皆はそのまま 組織を続けてくれるだろうけど
名前を変えたりしながら、 僕は皆に僕のプロジェクター全部をあげてたりして
多分、何かは続けられると思うけど、 それってDEF CON名前ではなくね。
でも、最後はどうするかって 考えると考えられるシナリオは一つだけなんだよね、
僕がバスに敷かれて死んじゃったらったら、 最後のDEF CONは歴史に残る凄いパーティにしたいって、
まぁ、僕はその時に居ないから 誰かにやってもらわないとダメだけどね。
(音楽)
何でかはわからないけど、毎年。 本当、毎年DEF CONが終わる度に
シニアスタッフの大半は、もう嫌だって言うよ。 本当に。みんな、「俺も、私も」って
でも、友人、世界中にいる友人がDEF CONには来るんだよね
そして、自分も盛り上がって、楽しみにするようになって
結局、どんだけ大変だったか忘れちゃうんだよね。
もう、何年も参加して来たよ。 僕の相方、彼女は僕より10歳若いんだけど
彼女ももう5年も参加してるよ。 また、そろそろ参加したくなってるはず。
彼女が仕切って、 俺はDEF CONの隅っこでビール片手に
昔を思い出しながらいる爺さんになれるかもね。
最初のDEF CONが無くして、 色んな人と会えた事やGoonになった事が
すべてが今の僕のキャリアと 家族を養えるようになった理由
として大きかったって 正直に言えるよ。
本当に。
DEF CONに参加しないって、想像も出来ないよ。
始めた頃は、 「やった、やっと居場所を見つけた!」って思ったね。
すべて、そこからスタートしたんだ。
初めて言った時から、すっかり虜になったね。
不良だらけの家族の集いかな。
ここに居ると皆、俺の家族さ。 毎年開かれる家族の集い、だから
皆に会いにこなきゃ行けないんだ。
基本的に、一度経験すると虜になるよ。それぐらい、
DEF CONって他で経験できない事なんだよ。 皆、いい人だし、雰囲気も良いし、
僕が初めて行った時から分かってた、毎年行く事になるって。
だから、毎年どうすれば良いかを考えて、 もう13年も経ったけど未だに参加してるよ。
ここに居る人たちは、僕の友人だけじゃないんだ、 僕の家族であり、
僕にとっては大事な人たちなんだ。
(音楽)
カメラがあるところでは言えないな。(笑い)
それは言えないよ。
そうだな、しゃべりたいけど・・ でもヤメておいた方がいいかな(うん)
だめ、だめ、名前は言えないよ。(笑い)
カメラが無いところで教えるよ(笑い)
そうだね、肯定も否定も出来ないね。(うん)ごめん。
はいはい。それはカットで。(笑い)
カメラの前ではその事に付いて認めないよ、
まだ、時効が成立してないから。成立したら喜んで、
もちろん弁護士と協議してからだけど、話すよ。
そうだな、僕の人生の思い出の半分以上は
DEF CONで起きたって言えるよ。 どれだけの事をしゃべっても大丈夫かは
っていか、ほとんどの事に関しては しゃべれないけど。本当は言いたいけどね。
(音楽)
Transcription by: Anch, Phorkus, AlxRogan, Medic, Panadero, and Russr Japanese/訳:elkentaro