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初めて買ったシンセは、KAWAIの100 FSだったよ。
その...シンセには...
1オシレーターとサブオシレーターが付いてたね。
デペッシュ・モードをやっていたときに、使ってたんだ。
初めてMiniBruteを触ったとき、
まず驚いたのは、小さいってことだね。
つまりボクのスタジオにも収まるわけで、素晴らしいことだよ。
さらにこれには、MIDIイン、そしてCV/Gateインが付いている。クールだろ!
Arturiaからボクのスタジオに来た連中が、このシンセを見せてくれたんだ。
彼らは“アフタータッチ”について説明してくれたんだ。
MiniBruteに“アフタータッチ”が付いてることはわかったけど...。 実際にどんなものかピンとこなっかったんだ。
“アフタータッチ”って、なんか違う…。
“アフタータッチ”ってどんな意味だい? だから、それから(アフター)触って(タッチして)みたんだ…。.
何かが起こったけど...、なんていうかよく理解できなかった。
これがArturiaから出た、MiniBruteだよ...
...彼らはフランス人だったけど、Minibruteって、英語だよね。
あ、アフタータッチって、つまりこれさ。
鍵盤を弾くと...お、いい感じ!
...それでもって、こう弾くと...
...わかるかな?... なんか蚊が鳴くような感じになるだろ。
ボクはこのフィルターが本当に大好きなんだ...
...例えば、レゾナンスをフルにするだろ...
...もう最高な感じな、クラフトワークっぽいサウンドっていうのかな。
音を激しく変化させる強力な装置が付いたシンセというか...
...もちろん、そうじゃない音だってつくれるし、でも凄い音だってつくれるし...
かなりヤバイ音をつくれるんじゃないかな。 凶暴なサウンドをつくるマシンさ。
ほら過激なサウンドだろ!
個人的にスゴクいいと思うんだ...
...こんなハードウェアがついに出たんだからね。
このシンセがあれば、いろいろなことができる。
そして、こんなに触り倒して使えるシンセって他にないと思う。
...ノブや... そしてダイアル... それからスライダーとかね...
こんなことがソフトシンセでできるかい...
...だって、マウスを使わなきゃならないんだぜ。
つまり自分にとっては...
...シンセでの音づくりっていうのは、もっとフィジカルなことで...
...だからボクの2本の手を使う...
...別に特別のことじゃないんだ。
シンセの音づくりは...
あらかじめ、こんな音をつくろうなんて考えなくてよくて、とにかく触ってみることさ。
つまり、シンセサイザーの本当の意味での復活というか...
...フィジカルなシンセって、本当にクールってことだよ。
矩形波...
...サイン波...
...ノイズ、
フィルター...
...レゾナンス...
本当にサイコー!
すべてが搭載されている...
MiniBruteでこれからボクがやる音楽...EDMのレコードとかどんどんつくるよ。
今はいろんなベースサウンドをつくっているところで...
... それからたくさんの“突んがった”サウンドも
これを使って、様々なDJやコラボレーションしてくれるミュージシャンと仕事もするし...
...リミックスも
現在は、Didoの曲をリミックスしてるんだ。
とても面白くてね...
... それからErasureの次のレコード。
...ちょうど今、とりかかっているところなんだ。
たぶんこれは、クリスマスレコードになるだろうね。
初めてDJをやったんだよ...えっと、テキサスで。
何週間か前だったんだけど、とてもクールなことだったな、それは...
...今までやったことがなかったから、すごくナーバスになったんだけどね。
でも、うまくできたと思うよ。
今後は、 レコードをただプレイするんじゃなくて、 テクノロジーをショーに取り入れたいよね。
シーケンサーやシンセサイザーを使って...
...プレイしているレコードに実際にミックスするんだ
ほらPink Floydの..."On the run"みたいだろ
こんなのも使えるね。
お、素晴らしいエンディングだ!