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私の仕事について話す場を頂いて嬉しく思います
しかし、誤解をされていることがあります
私の仕事はただの金儲けだと思う人もいるかもしれません
金儲けの部分もあるにはあります
というのも、私の仕事は人々の欲望に訴えかけるからです
売るために何かをつくるというだけではないのです
以前、既製品を扱っているときに学んだのは
何でもするということ
品質やひとつひとつの完全性や欠陥を守るためなら
全力を尽くすということでした
ある日、彫刻を彫っていたのですが
がらっと何かを変えない限りだめな状態でした
私が本当に大事に思ってるのはモノではなく、人なのだと
本当に大切なのは
不完全さや完全さがある「人」なのだと気づきました
モノを作るとき、私は100%の力を注ぎます
そういう物の見方を大事にしているからです
特に今日では、アーティストが
もし1年に2枚以上の絵を描いたり
サポートがなければいけません
私は皆と働くのが好きです
1人で部屋にこもりたくはないですし、
私のスタジオの家族のような雰囲気が大好きなのです
働いてモノを作るというのはビジネスの一部です
ひとつひとつの純利益を見る必要はありません
何かを創り出したいなら、たとえそれが実益がなくても
構わないし、往々にして実益はないものです
最高のものは実益がありません
偉大な芸術というのは、たいていとても非実用的です
ただ取りかかって創ればいいのです
作品を創るなら、やるしかないからです