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全てを説明する方法
ハリー・パルマーの話
ありがとう。
わお!
なんて感じがいい人たちなんでしょう。
私のためにお時間を創っていただいて、 ありがとうございます。
このトークの題は、 「全てを説明する方法」です。
そして、もちろん、 全てを説明するなら
いいパラダイムが必要です。
パラダイムというのは データを構成する方法のことで
人があなたをよりよく 理解できるようにするものです。
物語を語るためのツールです。
パラダイムは未知と未知を 橋渡しするためにつくられます:
たとえば、「これはこうで
これはこうだから
おそらくこうだろう」
つまり、データと推測にもとづいた
組織化された言葉の学びです。
そして、これから私が お見せするパラダイムは
生命の歴史と進化を 組織化するのを助けてくれます。
それは、意識にも 適用できますし
自己開発
人間の進化
社会
スピリチュアルな道
政府、宗教、など、 ほとんどあらゆることに適用できて
それによって新しい洞察が 明らかになります。
そして何か哲学的なことや
形而上学的なことで
もっと知りたい話題があれば
いま知っていることを、 このパラダイムを使って
組織化しはじめるだけで
より多くのことが 明らかになってきます。
その基本的なパラダイムとは、 これです。
これを見ると私はこう思います。
「もう~、これは単純すぎる」
でも、これを使って遊べば遊ぶほど
私はワクワクしてくるんです。
すると、こんな風に思う人もいるでしょう。
「やれやれ、またハリーが
全てを説明しようとしてるよ・・・
線を引いただけで
天からのひらめきが得られるんだって」
でもこれは、単なる直線より はるかに意味があるのです!
これは、全ての事柄の、 2つの基礎のあいだにある
相互作用のことなのです;
それは天と地です;
それはアルファで、オメガです。
それは神と、創造物です。
そこで私はこれを 昨日アヴラに見せました。
「ねえ、きてきて。 きてきて。きてきて。
これを見て!」
彼女は言いました。 「それは線よ、ハリー」
そこで私は「そうだけど、これは全てが 乗っている線なんだよ!」と言いました。
彼女は、例の耳にひっかける
電話をつけていて
私に話しているのか
電話の相手に話しているのか、 分かりません。
OK。私は確かに、時々
我を忘れることがあるのを、 まず認めます。
そして、三角形のことでは、 やりすぎてしまいましたし
おそらく丸のことでは、 大分深みにはまったと思います。
でも、これは線なのです!
これこそ私が今まで やってきたことの集大成です。
線ならそんなに面倒に 巻きこまれることはないですよね?
一番下には、
「物理的宇宙」があり、
一番上には
「無限の存在」があって
そのあいだには全てがあります。
はい・・・いいですか、 ついてきてくださいね。
この線の上に 意識の進化を載せてみましょう。
みなさんは、「石のように鈍い」
という表現を聞いたことがありますか?
この下の方に、「石」と書きます。
「天使のように賢い」は 聞いたことがありますか?
この上のほうに「天使」と書きます。
そしてこのあいだに
その他のすべてのものが入ります。
これで全てが説明できたと 思いませんか?
ではもう少し詳しく話しましょう。
想像してください。
これらの二つの極は
ある信号を発信しているとします。
こちらは、物理的な宇宙 からの発信で、
中身はたくさんの 物理法則や固いものです。
こちらは、無限の存在 からの発信で
それは無限定の気づきです。
この二つが合わさるところで
生命が生まれます。
物理的宇宙の方では
生命は物理的な細胞
組織、身体に集中していて
上の方では
生命は無限で永遠の存在
源を楽しんでいます。
そして中間には
物理的宇宙と気づきの
複雑なミックスがあります。
さて、下の方では
物理的宇宙と気づきのミックスは
「動物意識」と呼ばれ
真ん中では
物理的宇宙と気づきのミックスは
「知的意識」と呼ばれ
上のほうでは
物理的宇宙と気づきのミックスは
「霊的意識」と呼ばれます。
ですから、ここに3つの領域があります。
物理的宇宙から、 この線をたどって
上のほうに行くと
物理的宇宙の影響は小さくなり
無限の存在の影響が 大きくなっていきます。
尊敬に値する教師のほとんどが
人生におけるもっとも重要な取り組みは、
これらの3つの領域を通っていく旅であると、 教えてくれるでしょう。
仏教徒は、 ダルマの道に従いますが
それは本質的に
最もいい結果になると 信じる行動をするということです。
いつでも、あなたが正しいと 思うことをやってください。
そこには、自己責任という 要素が色濃くあります。
あなたが何を正しいと信じるかは、
あなたがどの領域にいるかで 変わってくるからです。
動物意識はときどき 野蛮なマインドと呼ばれます。
それは、ほとんど完全に
物理次元の発信によって コントロールされている
刺激と反応のメカニズムで
このレベルでの気づきは
物理的な知覚や 身体の感覚に集中しています。
野蛮なマインドは、 生物学的な機能を
組織化し、開発するのに優れていて
心拍数、呼吸、消化を コントロールしています。
そして、これらの生物学的な機能を 操作することで
動物レベルの本能である
恐れ、飢え、そして性衝動を刺激します。
どの本能が刺激されたかに応じて
生命体は服従的な態度をとったり
支配的な態度をとったりします。
ですから、この下の方のレベルでの生命は
外的な状況にコントロールされます。
それは野蛮で、略奪的で、
わがままです。
反応は快楽と痛みに 基づいて決まります。
何かや誰かが 快楽の反応を誘発したら
その動物はその行動を繰り返します。
もし痛みの反応が誘発されたら
その動物はその行動をやめます。
反応は自動的です:
思考も決断も必要ありません。
そして、野蛮なマインドができる
一番思考に近いものは
「これは私が食べられるものか」
「これに私は食べられる可能性があるか」
「これと交尾できるか」という質問です。
その答えが分からなければ
次の刺激がくるまで、ただ待ちます。
さて、これがみなさんが知っている だれかのように聞こえてきても
私は驚きません。
私の推測では
現在の人口のおよそ50%が
このレベルで機能しています。
つまり、彼等の最も関心のある話題は
「これは私が食べられるものか」
「これに私は食べられる可能性があるか」
「これと交尾できるか」なのです。
動物意識のための理想的な ビールの宣伝はこうです:
「これはおいしくて
あなたを傷つけることはなく
あなたをセクシーにみせます」
そんなら、それをちょっとくれ!
動物意識から
知的意識への変容は
気づいている気づきが 目覚めることで起きます。
知的意識は、気づいているだけでなく
それが気づいていることに 気づいています。
突如として、 「私がいる」が物質化したのです。
この「私がいる」は、 知っているだけでなく
何を知っているかを知っていて
何を知らないかも知っています。
それは一方では、 身体の知覚を使って
外的宇宙へと 外向きに見ることができ
もう一方では、
外的宇宙のコピーとして始まる
合理的なマインドとよばれる
新しいものの中を 内向きにみることができます。
さて、ここで、 どんな変化のおかげで
私たちのDNAが突然
この「私というもの」を誕生させて
気づきからの発信に
より受容力を持つようになったのか?
という話は、憶測するしかありません。
地球外生命による介入があったのか?
賢いサルが マジックマッシュルームを食べたのか。
あるいは、大気中のなにかが 変化したのか?
昔のギリシア人は、神が人間を 誘惑したと信じていましたから
そこから始まったのかもしれません。
それがなんであったにせよ
それは奇跡的な瞬間でした。
「2001年:宇宙の旅」という映画の中で
スタンリー・キューブリックは
動物意識から思考への変容は
神秘的なモノリスによって 誘発されたとしています。覚えていますか?
それは気味の悪い メロディーを発信していて、
それが変容をもたらす音楽だったのです。
それもありですよね?
「音楽の魅力は、野蛮なケモノでさえ、 なだめられる・・・」
ですから、この敷居を越えることが
私たちの種にとって、どれほど重要で ユニークなことだったかは
強調しすぎることはありません。
これで、人間は他の全ての動物を 支配することができるようになりました。
そしてその瞬間が過ぎたら
「私」という概念が 合理的なマインドに乗った訳ですが
それは主に乗客として乗りました。
そして、人間は
身体とひとつになるところから
マインドとひとつになるところへ 移行しました。
今まで車やコンピューターを買ったあとで
セールスマンが言わなかったことがあると
発見したことのある人はいますか?
それが合理的なマインドに ついても起きました。
それには隠れた要素があったのです。
メッキと方程式と
きれいな夢の下には
まだ野蛮なマインドが、 なりをひそめていたのです。
そして、新しい合理的なマインドの、 道理に合った決断の下には
古くからの刺激と反応に基づく マインドがまだ生き延びていました。
野蛮な本能は潜在意識下の 影響として残りました。
ですから、私たちの世界の解釈に
過去の快楽と痛みにもとづいた 古い価値判断が持ち込まれ
私たちは新しい合理的なマインドの 理性の力を使って
それらを正しいと正当化しました。
これが人間のドラマにおける 悲劇的な過ちです。
本能にもとづいて機能するとき
その本能が正しくなければ
絶滅します。
ですよね?
その考えが持ち越されて
信念に基づいて機能するとき
その信念が正しくなければ
絶滅する、ということになったのです。
そこで、合理的マインドの計算は:
「もし私が信じているなら、 それは正しいに違いない」となりました。
私たちは、それに基づいて やってきてしまったのです。
そうは言っても、 合理的なマインドの目覚めは
歴史的な出来事でした。
ではここで
50万年の時間を早送りすると
火や、やじりや
弓矢の発見
動物の家畜化
金属の精錬技術、火薬
アルファベットの誕生
偉大なる芸術作品、などを通って
精神科医や心理セラピストたちが 登場する時代まできました。
精神科医や、心理セラピストたちの
主な功績は
合理的なマインドに
何かおかしなところが あるのかもしれない
と認識したことです。
そうだったんだ・・・と思いますか?
最初のヒントは何でしたか?
私たちがお互いに対して犯してきた
戦争や残虐行為の歴史は
そのことに関係があるでしょうか?
プログラムにバグがあると 発見するまでに
50万年かかるというのは、 ずいぶん長い時間です。
そしてあまりにも多くの人々が
教え込まれた信念で生きてきていて
それらを信じているならもちろん、 それらは正しいはずだ、と思うわけですが
それは動物意識からの
遺物に過ぎないのです。
私たちは、優れたテクノロジーを用いて
お互いを破壊し、 みんなの将来を妨害してきました。
それはもちろん、 うまく合理的に正当化されています。
私たちは本当に長い間、信念を使って
お互いを正当化したり 教え込んだりして
ひとつにまとまることを してきませんでした。
そして問題は、野蛮なマインドは いつも私たちを引き戻そうとすることです。
野蛮なマインドから 来ている発信はこれです。
信頼は動物意識の要素ではなく
約束を守るのも 動物意識の要素ではありません。
私たちは、間違った発信に 周波数を合わせてしまっていたのです。
これは、「私にくれ」ラジオと言えます。
なんか欲しい
なんか取れ
もっとくれよー
なんか欲しい
なんか取れ
もっとくれよー
なんか欲しい なんか取れ
もっとくれよー
なんか欲しい なんか取れ
もっとくれよー
あんたのをくれ あんたのをくれ・・・
私たちを救うのは、 この歌ではありません。
世界の問題は
欠乏感や、強欲によって 始まるのではありません。
それは、人間の意識に対する
この野蛮な影響から始まるのです。
私たちに必要な解決は
思いやりと慈しみを
自己重要性や永続性のないものより
価値あるものにする方法です。
そして究極の解決は、霊的意識の
覚醒したマインドを 広く目覚めさせることです。
私たちは、 みんなでこれを共有していて
私たちの宇宙船は
地球しかないのだ、と全員が気づく
奇跡の瞬間がもう一度必要です。
そしてスターズ・エッジは 基盤を創りましたので
将来の世代は
まとまってやっていくことに
最大の努力を向けなければなりません。
世界は、
超大国を減らして
優しい部族を増やす必要があります。
そして、知的意識と共に
登場した「私」は
合理的マインドの
教え込まれた乗客でいることから
合理的マインドの
責任ある所有者と運転手に
ならなければいけません。
そしてその変容において、 みなさんは大きな役割を果たします。
みなさんは、次の奇跡を創り上げる
クルーの一員です。
みなさんがアバター®を 適切にデリバリーすれば
みなさんの受講生は
かれらがマインド以上の 存在であると気づき
教え込みの影響を
超えていきます。
ありがとう。
私はこれを前にも言いましたが、 もう一度言います:
アバターは源の存在を 創り出すものです。
それは霊的意識への
入り口であり
覚醒したマインドの 目覚めです。
上に登る道は、 いつも楽なわけではありません。
特に私たちは、 最も大事な人生の学びを、
生まれ変わるたびに 忘れてしまうわけですから。
でもこの先の道は、 いまや大きく開いていて
それは覚醒した星の文明®に つながっています。
そしてみなさんは とても順調に進んでいます。
みなさんは世の中に出て行って、もっと たくさんの源の存在を創る準備ができていますか?
いいですね・・・
キャレン・プライヤーという人が 最近「クリッカー・マジック」という
動物の訓練法を発表しました。
それは凄いもので、 今回のトークにとても適切なので
彼女に許可をもらって
彼女のDVD「クリッカー・マジック」から 少し抜粋してお見せします。
キャレン・プライヤー
「犬を撃たないで!新しい指導・訓練法」の著者
キャレン:クリッカー・マジックは
魔法というより科学です。
でもかなりびっくりする ときもあります。
クリッカー・トレーニングとは、 スラングで、科学者たちが
オペラント条件付けと呼んでいる
動物や人間が学ぶときの 根底にある原則のことです。
クリッカー・トレーニングは、 小さなプラスティックのクリッカー
つまり音を出すものを使って
私たちが好む行動に「印」をつけます。
その行動をしているときに 「印」をつけてから
その動物が欲しいものをあげます。
えさ、なでること、賞賛などです。
クリッカーを使って、 「シェーピング」というプロセスを通して
一歩一歩行動を形づくることができます。
トレーナーのキャサリン・クロマーが、 私たちのセミナーに参加した後
うちに帰って、ペットシェルターで
捨て猫をもらってきて
シェーピングの技能を 練習することにしました。
彼女はステップごとに、そのプロセスを
ビデオにとっていましたので
彼女のビデオを使って
クリッカー・トレーニングを 復習してみたいと思います。
最初のステップは、その動物が
正しいことをしたと知らせるために使う
条件付け刺激、あるいは
印となるシグナルを確立します。
キャサリン:猫に、この音と そのえさを関連付けさせます。
また、クリックと
なでることも繋げていきます。
この猫はなでられるのも えさと同じぐらい好きなので。
すべての猫がそうではないですが、 この猫はそうなので、それを使います。
キャレン:最初に
その動物が本当に好きなもの
特においしいえさなどを 使うことが大事です。
シグナルが確立されたら、次のステップは
行動のシェーピングで、 この場合ターゲティングという行為をさせます。
キャサリン:ではここで、 猫にこの魔法の杖を
ターゲットさせます、 つまりさわらせます。
猫を訓練するのに魔法の杖が 必要なわけではありませんが、
この猫はこれが好きなようです。
キャレン:最初の何度かのレッスンでは
動物たちはあまり集中できません。
最初に私たちが意気込んで 始めた子犬たちも、そうでした。
でもそれは時間と共に 改善していきます。
キャサリン:まずこの杖を見せて、 猫がさわったときに
クリックが鳴ります
これはすでに、えさをもらえるか、 なでてもらえる、という意味になっています。
一貫してさわれるように なってきているので
今度はそこに指示を加えます。
命令します。
「さわれ」
それをテーブルのいろんな場所に
移動させます。 「さわれ」
すると猫は距離があっても さわりにくることを覚えます。
「さわれ」
さらに猫のやる気を
引き出すために
間欠的な刺激を 入れます。
それはつまり、一度以上さわったら
「さわれ」
ご褒美がもらえるということです。
「さわれ」
キャレン:とても長い行動連鎖で 猫がどうするか見てみてください。
とても興味深かったですね?
でも、みなさんはとても気づいていますから
みなさんの行動をシェーピングするには クリッカー以上のものが必要です。
私のために微笑んでくれますか?
私のために微笑んでくれますか?
微笑んでくれますか?
ふ~む、お金・・・お金
お金
お金
お金・・・私は自分を 訓練することができそうです。
もしかして私たちは こんなことをしてきたのでしょうか?
うちのジャーマン・シェパードに、お座り、と、 止まれ、をクリッカー・トレーニングし始めたところ、
すぐに覚えました。
そしてそれを本当に利用し始めました。
いろんな行動をして、私から
もっとクリックをもらえないか 実験し始めました。
「片足で鼻をかいたら いかがでしょう、ボス?」
「だめ?じゃあこんな風に 耳を突き出したら?」
「ボス、お願いです、クリッカーを鳴らしてください。 私はこんなこともできるんです・・・」
用意していたえさをすっかり巻き上げられました。
でも、それが私たちがお互いにしてきたことです。
もっとクリックや注意や
お金をもらうために いろんなことをしてきました。
それを誠実にやる限り
それが悪いことは全くありません。
でも、私たちが 本当に求めてきた解決は
もっと整合して、もっと協力して
もっと他者への奉仕に 注意をむけることでした。
私たちは、この星の市民に なる必要があります。
みなさんは、朝の太陽に顔をむけて、 その暖かさを感じたことはありませんか?
それが無限の気づきから 発信を受ける感じで、
それは良いことや愛や 慈しみをインスパイヤーします。
そして目に涙をあふれさせ
心に慈しみをもたらします。
ではここでビデオを見てみましょう。
パワー・アップ!
パワー・アップ!
パワー・アップ!
この先には素晴らしい 可能性が待っています。
Hoo-rah.
ありがとう・・・
アバターコースについての より詳しい情報は
こちらのサイトへ www.TheAvatarCourse.com
クリッカー・マジックの猫のトレーニング・ビデオは
キャレン・プライヤー・ クリッカートレーニングの提供です。
www.clickertraining.com 800-472-5425 (USA)
スターズ・エッジ・インターナショナル製作
© 2009 ハリー・パルマー アバター® とスターズ・エッジ・インターナショナル®は
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