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Agilentが自信を持ってInfiniiumオシロスコープの新しいユーザ・インタフェースをご紹介します。
新しいユーザ・インタフェースのデザインは、カスタマイズ表示が可能で、優れたレポートを迅速に作成でき、使いやすいタッチ・スクリーン・コントロールを備えています。
新しいユーザ・インタフェースをご覧になって、すぐに目につくのが、画面右側にある垂直軸です。
同様に水平軸もあります。
これにより、どのような波形なのかを確認でき、その際に実際に測定を実行する必要はありません。
繰り返しますが、新しいユーザ・インタフェースではカスタマイズ表示が可能です。
最も重要な垂直軸コントロールのみがディスプレイの上にあります。
垂直軸を変更したい場合は、マウスを垂直軸コントロールの上に移動して、そのスケール値を変更します。
あるいは、スケーリング・ウィンドウ上で、マウス・ホイールを用いてスケールを変更することもできます。
もう1つ、お気付きかもしれませんが、チャネル4のみが表示されています。
チャネル1、2、3のコントロールは現在、表示されていません。
最大の表示領域にするために、使用中のチャネルのみをオンにできます。
別のチャネルをオンにする際は、信号追加ボタンをクリックするだけで、表示したいチャネルをオンにできます。
同じ手順でオフも行えます。
同じメニューでボタンをもう一度クリックするだけで、先ほどオンにしたチャネルをオフにできます。
さらに注目すべきコントロールとして、ピン/アンピン・コントロールがあります。
こちらに多くの灰色の領域があり、使用されていません。
ピン/アンピン・コントロールを選択すると、こちらも波形エリアとして使用でき、
信号が、垂直軸スケール設定の後ろにも表示されます。
このように信号オフセットを変更すると、スケール・メニューの真後ろにも波形が表示されます。
他のピン/アンピンの動作ですが、5秒待つと、スケーリング・コントロールが消え、波形のみをディスプレイ上に表示します。
マウスを動かすと、スケーリング・コントロールがディスプレイ上に再度、表示されます。
新しいユーザ・インタフェースでは、最大20個の測定を行えます。
測定は、画面の真下に表示されます。
より広いスペースで多くの測定結果を表示したい場合は、
スライダ・バーをつかんで上に引き延ばせば、見たいすべての測定を表示できます。
新しいユーザ・インタフェースはタブ表示もできます。
Displayメニューをクリックして、Tabbed/Custom Window Layoutを選択すると、
チャネルがタブ表示になり、測定も別のタブで表示されます。
別の信号をオンにすると、各信号用の波形エリアが追加されます。
この場合、チャネル4が波形エリア1、チャネル1が波形エリア2を占有しています。
さらに、新しいユーザ・インタフェースではタブ表示をフロートできます。
これを行うには、タブを左クリックしてFloatをクリックするだけです。
このウィンドウはフローティング・ウィンドウで、自在にサイズを調整でき、容易に別のディスプレイに移動できます。
単に測定ウィンドウを右上コーナに表示したいだけなら、このように動かして配置できます。
世界中のユーザ・インタフェースで、これほど柔軟性の高いものは他にありません。
最後に紹介する機能は測定マーカです。
測定マーカをオンにすると、それらのデルタ値が自動的に画面上に表示されます。
マーカを移動すると、デルタ値も変化します。
この変化も画面上に表示されます。
もう1点、注目いただきたいのがハンドル表示で、画面の下に表示されます。
このハンドルのデザインは、タッチ・スクリーン・コントロール用です。
タッチ・スクリーン・コントロール上の難しい操作の1つは、マーカの移動ですが、
このハンドル・ボタンにより簡単にマーカをつかめるので、目的の位置にマーカを移動するのも容易です。
新しいユーザ・インタフェースのデザインは、カスタマイズ表示が可能で、迅速に優れたレポートを作成でき、使いやすいタッチ・スクリーン・コントロールを備えています。