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ある少女を思い浮かべてみてください。
それはどこにでもいる少女
あなたの娘
あなたの孫娘
あなたの姪
もしその子が家族にとって重荷でしかなかったら
学校を辞めさせられ
ずっと歳の離れた男性に嫁がされ
虐待され。 強姦され。エイズをうつされ。
一年も経たないうちに妊娠させられ
教育もなく仕事もなく
自分の娘を学校に行かせることもできず
学校に行けない娘が、また家族の重荷になる
悪循環がまた始まる
これは想像ではなく、今日実際に起こっているのです。
これは毎日毎日2万5千人もの少女に起こっているのです。
開発途上国では7人に1人の少女が15歳になる前に結婚します。
これが15歳の姿です。
そんなに幼くして結婚させられてしまうと...
...自分が大人になる前に妊娠し、母になってしまう
児童結婚は人権の侵害である(国連による)
児童結婚は間違っています。
女性性器切除は
間違っています。
少女の強姦、虐待、抑圧は間違っています。
開発途上国の少女はあまりにも見過ごされ、栄養不良状態に置かれ、無教育状態に置かれているのです。
以下の事実を見てください。
開発途上国には6億人の少女がいます。
このうち四分の一の少女は学校に行っていません。
全世界で、学校に行っていない子供の70%は女の子なのです。
国際援助金のうち、ほんの2パーセントしか少女たちの援助には回っていません。
全世界の収入のうち女性の収入は10%にすぎず、全世界の資産のうち女性の資産は1%にすぎません。
女性による労働は66%を占めるにもかかわらずです。
しかし希望はあります。
もし少女たちが学校をやめず、習慣や伝統にとらわれず、歳の離れた見知らぬ男性と結婚させられることを拒むことができれば
もし少女たちがちゃんと教育を受けて職に就くことができれば
彼女らは自分自身の運命を変えるだけでなく
彼女らの属するコミュニティーの運命をも変えることになる
彼女らの属する国全体をも変えることになる
なぜなら彼女らの娘たちが
そして彼女らの娘たちのそのまた娘たちが
教育を受ける機会を与えられるからです。
すなわち、すべては女性の教育にかかっているのです。
いえ、少女たちの教育にかかっているのです。
学校に通うことができる少女は結婚年齢も遅く、子供の数も少なく、また子供もより健康で、収入も多く
次のことに陥りにくくなる
産科ろう孔
寡婦殉死
エイズ
女性性器切除
だから...
未来に投資し
変革を起こし
命を救ってください。
それは1人の少女から始まるのです。
サウンドトラック オプティミスト zoe keating