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Line 6のアンディです
「ブラウン・シュガー」で使われているキース・リチャーズ スタイルのサウンドの作り方を紹介します
まずはリサーチしておいた情報に基づいて Tweed B-Man Brtアンプモデルを使います
ここでアンプモデルを選びましょう スクロールしてTweed B-Man Brtを選択します
マイクは121 Ribbonマイクに切り替えます
キャビネットは2x12 Blackface Dblにします
ここまでのサウンドを聞いてみましょう
方向性は、かなりいいですね もう少し調整してみましょう
ベースは100%にして ミッドは80%くらい
トレブルはちょっと下げ プレゼンスはそのままで
チャンネルボリュームは大体60%
これでハムバッカーを載せたソリッドボディの エレキギターを弾くと…
まずまずですが、キースのようにオープンGの オープンチューニングにしたいですね
James Tyler Variaxを使っているので ここでMIXERを選択して
Lester 1を選び、Customチューニングを選びます もうオープンGのコードに設定してあります
こういうサウンドになります
先ほどと同じように弾いてみると 曲で聞けるような感じになります
いいですね 次にエフェクトを見て行きましょう
まずは大抵のギタリストが使う ボリュームペダルを追加しておきましょう
次にキースはときどきワウを使うので Wahを追加して、Chromeを選択します
いまのところはオフにしておきましょう
トレモロも使うかもしれないので 同じように加えておきましょう
モジュレーションでFenderスタイルの アンプにマッチするOpto Tremoloにします
テンポは120 BPMに設定されています
ここでは16分音符にしますが その他の音価にも設定できます
スピードはテンポでコントロールされていますが SHAPEは中央辺りに、MIXは真ん中辺りに戻します
では、トレモロだけをかけた状態で どんなサウンドかを聞いてみましょう
こんな感じで使えますが この時点ではオフにしておきます
次のFXスロットにはディレイを選びます Tape Echo Dryにしましょう
ここでも16分音符にしますが TEMPO SYNCで設定すると、TIMEが入力されます
当時のエコーユニットではリピートは少なかったので フィードバックはゼロにします
MIXはわずかに下げます これで聞いてみましょう
ディレイ無しだとこんなサウンドです
今度はディレイを入れてみましょう
レコーディングで聞けるような 厚みのあるサウンドになりますね
最後のエフェクトはリバーブです
リバーブを選び、当時のレコーディングセッションで 使われていたPlate Reverbを選択します
ディケイを少し下げ、トーンもわずかに下げて MIXは10%に下げます
どんなサウンドになったか聞いてみましょう まずはリバーブ無し
次にリバーブありで聞いてみます
ちょっとビッグ過ぎるので ディケイを少し、MIXをわずかに下げます
ではどんなサウンドに仕上がったかを エコーも入れて聞いてみます
求めるサウンドにかなり近くなりましたね
ここでコントローラーの画面で 全てが望み通りにアサインされているか確認します
まずTweed B-Man Brtがアンプですが これはオフにしたくないので何にもアサインしません
ボリュームペダルはエクスプレッションの トゥ・スイッチで切り替えたいのでEXP-1にします
ワウペダルもエクスプレッションの トゥ・スイッチで切り替えられるようEXP-2に
Opto TremはFS2ですが 今はアクティブでないので暗くなっています
必要に応じてオンにしておきます
Tape Echo DryはFS3になっているので これでいいですね
プレートリバーブはFS4です
これでキース・リチャーズ・スタイルの 「ブラウン・シュガー」トーンの
便利なテンプレートができました このトーンはダウンロードして変更可能です
ビデオの解説文のリンクから トーンをダウンロードしてください
以上、Line 6のアンディでした