Tip:
Highlight text to annotate it
X
こんにちは写真家のみなさん!お元気ですか?
マイケル・ゼルベルです。ボクはまだここ、北京にいます。
今日が北京最終日。明日はドイツに戻ります。
でも今、実はボクの撮影に協力してくれる新しいモデルが いるんです。彼女の名前は、Amelia。
彼女はモデルフォーラムに3日前に登録したばかり。
キレイな顔の方だなと思って、少しばかり撮ってみたいと 思ったんです。
そして、今日のテーマは:クレイジーな人物撮影
とっても面白いから、ぜひみてくださいね。
この照明設定は、全部フレキシビリティーに関するものです。
撮影する予定はなかったんですが、でもちょっとだけシンプルな ポートレート撮影をしようと思い立ったんです。
でも色々考えられる。だってモデルが誰だかも 分からないからね。
彼女の顔のこちら側がいいのか、あ.ちら側がいいのか わからない。
つまり、メインライトを右にするか、左にするべきか?
彼女の長くて美しい黒髪をオープンにして
黒のバックの前にたたせるのかいいのか、 それとも髪の毛はまとめて
白のバックの前に立たせた方がいいのか、まあやってみないと 分からないってことだね。
だからそれだと、本当にフレキシブルなセッティングが 必要なんだ。
そこで、今回トライするのは
まずストロボ2台をメインの光源にする。
これがストロボA、そしてモデルにはここに座ってもらう
そしてこちら側のストロボは若干高めにセッティングする。 こんな感じね。
ちょうどテーブル上45度のアングル。これがストロボA。
反対側も同じように。これはストロボB。
これらのストロボのいいところは
カメラの位置にいながら、それか撮影中のフラッシュから コントロールができるということ。
これらの内1台をメインライトに変えることができるという こと。
このダイヤルでコントロールができる。他えば割合を2:1とすると
こちら側からの光が、左の光より2倍強くなる。
モデルにこちら側を向いてほしかったら、またダイヤルを回して
こちら側をこちら側より2倍強くすることができる
こうやってメインライトをすぐに変えることができるんだ。
ここからでもここからでも撮影することができる。
なにかここにあるといいから、ボクはテーブルの上に白いタオルを 置いたんだ。
これで、それなりに光を反射してくれるからね。
ほら!どちら側からでもきれいな光がくるでしょ。
ETTL - ボクでさえめちゃくちゃにしないんだよ!
さて、バックグラウンドに行こう!あそこに窓があるんだけど
カーテンを下ろしたら、明るいバックになるんだ。クリーミー ホワイトにね。
とても明るい色。もっとピュアなホワイトを使ってもいいし
またはバックは黒にしてもいい。ブラックはとても簡単。
ボクは大きなレフ板を持ってきたんだけど
それをここに置いて、椅子にもたれかけさせる。
そしてあそこから撮影して、レフ板は黒。
彼女の髪は黒いから、たぶんボクは彼女に黒い帽子を かぶってもらって
そしたらヘッドライトがいるから、もうひとつストロボを使う。
それを天井からぶら下げて、ズームは105mm
そうするととても真っ直ぐな光の線になるんだ。
こうやってここにぶら下げて、ちょうど彼女の頭上にくるように する。
これだと明るいバックにしたいので
このレフ板はどかして、このストロボを回転させて
ビルトイン・デヒューザーを出して、14 mm にズームアウト
そうすると、とても広範囲の円錐型の光を
あそこの窓全体に向かって放つんだ。
あの光に向かって彼女を撮影すれば
このストロボで明るく映る。
これはグループ C の設定。これでカメラからコントロール できる。
壁を明るくするんだったら、ボクだったらダイヤルをプラス1にして、F 値を1にして壁のあたりを露出過度気味にする。
髪の毛にポイントを絞るんだったら、ボクだったらそれを-3にして
ここからの光をほんの少しにする。
これらを変えるのにかかる時間は、わずか数秒。
これで、まもなくいろんな撮影をやってみるよ。さあ、 いってみよう。
こんなところです。
単なる人物撮影なんだけど、ちょっとしたバリエーションを加えてみたんだ。
ストロボ、とくに ETTL 方式のストロボは
とっても便利だよ。とっても素早いからね。
みなさん、お楽しみいただけましたか。ぜひ写真撮影を 楽しんでくださいね!
それではごきげんよう!
またお会いする日まで、グッドライト!
バイバイ。
Subtitles by the Amara.org community