Tip:
Highlight text to annotate it
X
こんにちは。初めまして。 私はレイチェルと言います。
日本人の登録者の方から
日本語でビデオを作ってほしいと
要望があったので
今回は、日本語で自己紹介の ビデオを作ろうと思います。
私は大学でアジア研究を専攻しました。
2年前に日本に留学し、そこで 夫の淳一に出会いました。
今はもう、
卒業して、
アメリカで仕事をしていますが、
仕事の都合で直ぐには 日本に帰れません。
しかも、半年後には仕事で韓国 に赴任しなければなりません。
韓国は好きですが、いつ日本 に戻れるか分かりません。
2年半も離れて暮らしているので、
もう、早く夫と一緒に生活したいです。
近況報告はそんなところです。
それ以外に何を話そうか 悩みましたが、
ちょっと、髪の話をしようと思います。
私の髪は赤毛ですが、
日本の方はあまり馴染み がないみたいですね。
よく、「本当の色なの?」とか、
「赤色じゃねえよ、オレンジだ。」
と、言われますが...まあ、いいんですけど。
実際、私の前作ったビデオでは、 髪の色が今までと違って見えるので、
髪を染めたのか、最近よく聞かれます。
でも、実は光の加減で 色が違って見えるだけで、
今まで一度も染めたことはないんです。
いくつか、違いがわかる写真をお見せします。
化粧をしていない写真もあるので、
驚かないで下さい。
色の変化の他に、赤毛にはユニークな
遺伝上の特徴があります。
たとえば、赤毛の人は
アルビノ(先天性白皮症)の人と 同じくらい太陽に対して、肌が敏感です。
また、日焼けをしても、
褐色いろにはなりません。
なっても、本当にごくわずかです。
赤毛の人は代わりにソバカス ができます。
ソバカスの多い赤毛の人ほど、
より太陽の光を浴びていることが分かります。
ソバカスは、稀に消えることもありますが、
たいていの場合はなくなりません。
私も、腕や肩、
身体のあちこちにありますが、
他の赤毛の方と比べると、
それほど多くはありありません。
肌の他に、赤毛の人は眼も光に敏感です。
晴れの日に外出するときは、
サングラスがないと眩しいです。
時々、晴れていなくても、 眩しいと感じることもあります。
夫が、日本はファッションで サングラスをかけている人も多いと言っていましたが、
それを聞いた時はびっくりしました。
私はサングラスがないと、
目も開けられない時があります。
レンズも大きくないといけないので、
私は、ゴルゴ13のデューク東郷が
かけているような、大きいサングラスを使っています。
「...俺の後ろに立つな」(笑)
肌の敏感さ以外では、
身体の内部にも
赤毛特有の特徴があります。
例えば
手術を受ける場合は、
普通の人より多くの麻酔が必要です。
他にも、赤毛の人の 痛みの耐性の研究があります。
研究によると、赤毛の人は
一般的な人と比べると、
様々な痛みに耐性が高く、例えば、
電気的な痛みには強いです。
しかし、温度による痛みには 耐性が低いそうです。
つまり、ぴカチューには強いですが、 ヒトカゲには弱いんです。
あと、赤毛の人について、いくつか、 ステレオタイプな意見があります。
赤毛の人は気性が激しくて 怒りやすい、などです。
赤毛の人を、
「ジンジャー(ginger)」という 言葉で形容して、
バカにする人もいます。
「ジンジャーには魂が無い」とか、 "Gingers don't have souls."
「赤毛の子供は継子で、誰からも愛されない」と言って、 "No one loves redheaded stepchild."
赤毛の人を罵るジョークも流行っています。
これらは冗談として言われて いたんですが、最近アメリカでは、
これらの冗談を真に受けて、
「ジンジャーは気持ち悪いし、
友達もいないから自殺したいんだろう」
と、本気で言う人もいます。
まあ、でも、私は自分の赤い髪が好きです。
世界の全人口の内1~2%のみが赤毛で、
実際、赤色に髪を染めたいと思う女性も多くいます。
あと、いろんな人から髪の色を褒められます。
特に年配の方からよく言われます。
体毛が赤くて見えにくいので、
眉毛を濃く書いて、
マスカラを使わないといけません。 でも、剃れない時なんかは、
分かりにくいので、ラッキーです。
最後までご覧頂き、 ありがとうございました。
初めての日本語ビデオでしたが、
少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
また、次回お会いしましょう。