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サム・ベネディクト: SBCUへようこそ。
本物のMTBトレール・パフォーマンス・ハードテール
Rockhopperについてお話しましょう。
このバイクは長年Specializedファミリーの一員で
いろんなライダーに乗られてきて、
これからもずっとSpecializedの製品になくてはならない バイクです。
なぜなら、MTBを解るための
入り口のようなバイクだからです。
ではまず、トレール・パフォーマンス って何でしょう?
このバイクは土の中で乗るための ものです。
丸太や、岩や、凸凹など いろいろなものがあるので
それに挑まなければなりません。
自信をもって、踏み越えたり、 飛び越えたり、
やりたい通りのことを 本当に自信を持って
やることができて、安全に家に帰れなければ いけないですよね。
まずそのためのフレーム形状について 話しましょう。
これはトレール型といって、 ヘッドチューブ角が
ハードテールにしては緩く、つまり
ホィールベースがゆったりしていて、
高速のジャンプや、丸太や、凸凹などを
コントロールしやすくなっています。
トップチューブもゆったりしていて、 本物のMTB仕様です。
ボトムブラケットは低いけれど 低すぎない。
バイクはターンしながら素早く
方向転換できなければいけないし
いろんな物や人を避けられなければ いけませんからね。
そして、最後にこれがチェーンステーです。
このチェーンステーは、初級者用バイク のものより
ほんの少しだけ
短くなっています。
だから少し反応が早くて
ペースも速いバイクになってます。 それが、トレールでの
楽しさになりますからね。
2つ目にお話ししたいのは、フレーム形状を
どうやって29インチ用にアレンジしたか ということです。
29インチは昔からある訳ではないですが
MTBにはとても適していて
安定性があって、凸凹を乗り越えるのも 簡単だし
推進力をよく維持します。
安定性は、トレールバイクには
とても重要です。岩とか、丸太とか、
凸凹などがありますからね。
かなりのスピードを出すので
バイクにはしっかりと安定していて
もらいたい訳です。
いろいろな物を乗り越えるながら 物にぶつかったりもします。
縁石や、岩があったり、
リスなんかも出て来たりします。
大きなホィールのほうが、それらに うまく対応できるので
安心して乗ることができます。
そして、最後は推進力の維持について です。
このバイクは、余り高価格の部類では ありませんが
スピードはかなり出せますし
一回速度が出たら、
それを維持したいですよね。
ホィールが大きい方が、 慣性を維持しやすいので
スピードを維持できて 楽しく乗ることができます。
でも小さいホィール用のフレームを もってきて、そこに
そのまま29インチのホィールを つけることはできません。
そんなことをしても うまく走りません。
そこでSpecializedでは ホィールサイズに合わせて
フレーム形状をデザインします。
ヘッドチューブ角も、 ボトムブラケットの高さも、
チェーンステーもすべて、 29インチの
パフォーマンス・トレールバイクの持つべき 性能を発揮できるよう
デザインしました。
ハンドルバーや、そのフォークの軸からの 伸び方まで、すべてが
ひとつのパッケージの部分として
設計されています。
すべてがシステムとして一体となって 機能しなければならず
Rockhopperのレベルでも そのように作られています。
パフォーマンスの話はこれくらいにして
ここで、注意すべきキー・ピースについて
お話しましょう。
まず、フレームはどんな時でも 注目しなければなりません。
バイクのセンターピースですからね。
魔法はフレームに有るんです。
Rockhopperが競合バイクと違うのも まさにフレームなんです。
すべて接合されたA1アルミニウム製です。
ということは、チューブが厚くあるべき 結合部やストレスがかかる部分は厚く、
そうでない部分では素材を減らして
薄くしてあります。
そうすることで重量を押さえて バイク全体のパフォーマンスを
上げることができます。
そう言うと、あなたは心配に思う かもしれません。
真ん中が薄いのは 危険なのじゃないか、って。
心配は要りません。
我々は、ここや世界中のテスト設備で
テストを重ねて、バイクがあらゆる基準や
自社の基準を満たしているか 確認しています。だから、
あなたはトレールに出たら、
楽しむことだけを
考えてくれればいいのです。
長期間の使用にも、どんな困難にも
耐えるように作られています。
ここからは、Rockhopperのすごい機能について
話しましょう。
ここがディスク・ブレーキです。
スポーツ・タイヤ、ダンプ・フォーク、 そしてBody Geometryの
接触点。
これらすべては、乗り心地の 鍵となる部分です。
ディスク・ブレーキがあれば、 すごくスピードを出していても
止まりたいときに、 ちゃんと止まれます。
またディスク・ブレーキなら スピードが出ていても
泥の中でも、雨の中でも、 どんな状況でも
すごく信頼できます。
いつでもちゃんと機能してくれます。
リム・ブレーキよりも よく効くんです。
絶対ディスク・ブレーキを勧めます。
そしてスポーツ・タイヤ。 バイクにものすごいお金を
かけるつもりがない限り、 良いタイヤを付けることは
諦めがちです。
でも、タイヤは正に
ラバーと土が接する部分ですから
いいグリップを得るために重要です。
タイヤが悪いと、 乗り心地も悪くなります。
そこでスポーツ・タイヤ。これは 60 TPIのタイヤです。
グリップがすばらしいです。
気持ちいい乗り心地で あなたもきっと
気に入ることを保証します。
ダンプ・フォークということは、 コントロールがしやすくなります。
フォークの伸縮の速さを
コントロールできて、
より良い乗り心地になります。
そして最後に、Body Geometryの接触点。
長時間乗るバイクです。
楽しいですよね。
素晴らしい時間を保証します。でも
あなたの身体も大切にしなければ いけません。
だからグリップなどは、 手になじんで、
バイクの制御がしやすいもので
なければなりません。
そしてサドルは、そこに座って
動き回る訳ですから
座り心地が良く、血液循環を 邪魔しないものであるように
気をつけなければなりません。
こういう部分が、 長い目で見たら、きっと違いになって現れます。
ぜひお薦めします。
トレールへ出て、Rockhopperで 暴れましょう。
楽しんでください。