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こんにちは。動画をご覧いただきありがとうございます。
今日は「水滴」を描いていきます。
チュートリアルの終わりには私の作品を2点お見せしますので、 最後まで是非ご覧ください。
水滴を使った作品づくりのヒントに なると思います。
まずは水滴の形をおおまかに描き、 少しずつ整えていきます。
透明なオブジェクトでは、 光は独特の動きをします。
たとえば、光線が左上から差し込んでくる としましょう。
最も暗くなるのがこの辺りです。 光は水滴の中を通過して、
右下の部分を明るく照らします。
そして、この辺りでわずかに光が反射します。
また、この辺りが最も明るい部分となります。
水滴の最も暗い部分に影を付けていきます。 使用するのは硬めのHの鉛筆です。
こちら側に影が伸びていきますが、 真ん中には光が入ります。
鉛筆で描いた部分をブラシでぼかし、 均一に仕上げます。
水滴のまわりの影を 濃くしていき、
最後にぼかします。
練り消しゴムで反射光を描いていきます。
次に、パステルなどの白い鉛筆を使って、 明るい部分を強くしていきます。
これはドライパステルで、チョークのようなものです。
さらに濃くしていきます。
これは画用紙ではありませんので、黒い点が 残ってしまいます。ぼかした後でも
まだ残っています。
そのため、練り消しゴムをアリクイの鼻先のように とがらせて、点を消していきます。
もし白い点が残ってしまったら、芯を使って 慎重に塗りつぶします。
水滴らしく見せるには、滑らかで均一に仕上げる 必要があります。
もう少し明るさが欲しいところですね。
淡色紙の作品の美しさは、
光がはっきりと描かれているかどうかによって決まります。
影が濃い場合は特にはっきりと描きます。
上の部分を描き足していきます。
ただしこの部分には濃淡を付けず、 反射も描きません。
いかがですか?できあがりました。
最初に約束したとおり、作品を2点ご覧いただきます。
「フレッシュネス」という名の油画です。 とてもシンプルな作品です。
そしてこちら、描いた水滴の数は、 なんと320粒にもなりました!
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また来週、火曜日にお会いしましょう!
翻訳:佐々木 誠(SASAKI, Makoto)