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2012.2.17 時折 風花が舞う真冬のツインリンクもてぎ南コースで Hondaコレクションホール所蔵車の 走行確認テストが行なわれた
この日はF1マシン3台とGPレーサー7台が持ち込まれ F1マシンは宮城光氏によって走行確認が行なわれた
ウィリアムズHonda FW11 1986年
HondaF1レース活動の第2期 1984年から ウィリアムズにエンジンを提供してきたHondaが 全16戦中9勝を挙げコンストラクターズチャンピオンを獲得
エンジンはRA166Eと呼ばれるもの 排気量1,494cc 80度V型6気筒ツインターボ
12,000rpmで1,000psを発生したともいわれるが それでも 195Lの燃料タンク規制で 燃費と性能の両立を果たしたという
ロータスHonda 100T 1988年
搭載するRA168E型 Honda製80度V6ターボエンジンは すでにダイレクトイグニッ ションのPGM-IGや
電子制御燃料噴射PGM F-I等の 現代の市販車にフィードバックされている システムを採用していた
車体は燃料タンクが150Lに制限されたため フロント部分がスリムになっているのも特徴 #2は中嶋車
マクラーレンHonda MP4/5 1989年
NA3500ccレギュレーションに変更されたにも関わらず A.プロストがドライバーズタイトルを獲得したマシン
A.セナが6勝して ランキング2位に入り この年もHondaはコンストラクターズタイトルを獲得した
600psを12,000rpmで発生するといわれる V型10気筒エンジンを搭載
3.5Lと排気量が前年までの倍以上になったにも関わらず 車両重量は540kgに抑えられている
(テキスト:TRACTIONS 撮影・制作:AVOCADO)